重要なユーザー目線とA/Bテストによる検証

【講師紹介】 ・株式会社Sprocket　木下　俊介 ・大学院卒業後にBtoB向け商材におけるセールス・マーケを学ぶ ・2014年の創業タイミングでSprocketにジョインしWEB接客の普及に従事 　‐ECサイト運営事業者を中心に約100社の導入・接客シナリオの企画に携わる 【今回のセミナーについて】 ・5万件のA/Bテストで見えたきたことを事例クイズ形式にて紹介 ・サイト上で「どのように声をかけるか」によって、コンバージョンや売上に大きな差がでる ・今回のセミナー対象者はWEBマーケティングやEC企画運営担当者、WEB接客ツールを運用し成果をあげたい方 【サイト上のポップアップは邪魔者？】 ・タイミングや訴求を間違えば邪魔者。しかしポップアップでも接客性を・再現できれば購入につながる ・表現の違いでコンバージョンに大きな違いが出ることもある 【ポップアップで気を付けたいこと】 ・企業視点で接客体験を設計すると「売り込み」に偏ってしまいがち ・顧客視点に立ち、「気の利く提案」や「つまずきケア」となるメッセージ発信が重要 ・ユーザーの行動分析を行いA/Bテストを繰り返すことで成果アップ 【A/Bテストについて解説】 ・仮説と検証なくして「どういった言葉が響いたのか」を確かめることはできないため、前提となるA/Bテストを実施し、効果測定 【６つの「影響力の武器」】 ・仮説設定、文言を考えるうえで活用できる、人を動かす原理６項目

新製品の訴求、会員登録への効果的なメッセージ

【新商品の訴求、効果的だったのは？】 ・「公式オンラインショップへようこそ」の一文がある方が効果的 -ターゲットがシニア層で、「公式」という響きがサイトの信頼性・安心感を与える 【より多くの会員登録を促せたのは？】 ・シンプルにまとめた方が正解 -若年層がターゲットのため、ベネフィットを伝えるよりも親しみ感のある声かけが有効 【春期講習の案内、申し込みが多かったのは？】 ・読み手を絞り込み季節感を出した方が正解 -自分が興味ある情報は無意識に聞き取れる -「タイミング」や「緊急性」で後押し 【人を動かす文章構成「PASONAの法則」】 ・情報の流れを読み手視点で整理できるため、様々なメッセージ作成に活用可能

購入やアプリDLに繋がった言葉選び

【オンライン試着機能を訴求でより効果的だったのは？】 ・はっきり言い切った方が正解 -はっきりと「解決します」と伝えることで興味喚起と購入を促進 【購入を後押しできたのはどちら？】 ・「カートに入れた商品は在庫が確保されておりません」の方が選ばれた -「在庫切れに注意」の理由を伝えたことで「確かに」と立ち止まってもらう効果 -切迫感や希少性を伝えるときには、ユーザーの信用を損ねないように注意 【キャンペーン訴求と利便性訴求、アプリDLで効果的だったのはどちら？】 ・ベネフィット訴求の方が効果的 　-「こうなったら良い」という「嬉しい未来」をイメージさせることでユーザーに行動を促す -特徴やメリットではなくベネフィットを的確に表現する 【新商品の訴求、効果的だったのはどちら？の答え合わせ】 ・どちらも正解。 -スマートフォンでは「しっとり潤う」が改善率が高く、PCでは「乾燥小じわに」の方が高い -年齢層の高いPCでは具体的な肌悩みの訴求が効いたと考えられる。

Sprocketの紹介

【CROプラットフォーム「Sprocket」の充実の機能】 ・Web上での良質な顧客体験をする上で必要な機能がそろっている 【各種ツールとの連携】 ・各種マーケティングツールとのデータ連携を実現 ・ユーザーの行動データを基に最適な場所とタイミングを見計らって各種コンテンツやサービスの効果を最大化 【成果にコミットする専任コンサルタント】 ・専任コンサルタントが施策立案から接客シナリオ設計、設定、検証など運用を代行 【導入実績】 ・EC系、獲得系 【導入までの手順】 ・基本はタグを設置するだけ ・タグマネージャーをご利用の場合は簡単に実装できる