オープニング

【はじめに】 ・タイトル：23卒理系採用市場の予測セミナー ・登壇者：白井 英登 【自己紹介】 ・株式会社アカリク　白井 英登 ・香川大学にて博士号取得 ・自然科学研究機構にて特任助教 ・アカリク入社、紹介担当として大学院生の就職支援 【アジェンダ】 ・22新卒理系院生の就活振り返り 　-内定率 　-アカリク登録者推移 ・インターンシップ 　-22新卒アンケート結果 ・23新卒採用に向けて 【本セミナーにおける理系大学院生の位置づけ】 ・国公立大学では理系の7割以上が大学院に進学 ・理系学生採用には大学院生にフォーカス

22新卒の理系院生の就活の振り返り

【6月1日付けの就職内定率】 ・大学生：68.5%　昨年比15%増、2年前とほぼ同等 ・大学院生：89.4%　昨年比14%増 【大学院生就活実施率】 ・今年6月には8割近くが終えている ・昨年においては4割近くが活動中 ・早期化理由：企業ニーズの変化 　-2021年「母集団の拡大」→2022年「採用重点層への訴求」 【企業の動き】 ・①理系院生（優秀層）にフォーカス ・②早期囲い込みの加速

22新卒の動きの振り返り

【理系院生の一般的スケジュール】 ・1年生は研究や授業が多忙、就活時間が限られる ・5月～6月に夏インターン情報収集 ・7月～9月鈍化（夏インターンのため） ・年末～本採用時期に再始動 ・4月～GWに2回目ピーク 【22年新卒は？】 ・夏も活発 　-夏インターン実施企業減少 　-コロナ禍で就活に不安 ・年明け以降が沈静化 ・情報系学生への影響 　-企業：オンラインの受け入れが早い 　-学生：夏インターン参加への影響はない ・機械系学生への影響 　-企業：オンラインの受け入れが遅い 　-学生：夏インターン時期も活発に情報収集 ・23年新卒の登録者数は昨年の2倍

22新卒振り返りのまとめ

【学生の動き】 ・情報収集の早期化（インターンシップ） ・専攻による偏り 【企業の動き】 ・企業の理系院生（優秀層）へのフォーカス ・学生の早期囲い込みの加速 【総括】 ・理系院生は売り手市場が加速 ・23年新卒は更なる早期化

インターンシップについて

【アンケート結果】 ・アンケート対象：22年卒457名 ・参加率：62.5% ・内定承諾した企業のインターンシップ参加：32.2% ・参加期間：2～3日が人気、理系学生は多忙につき長期は不人気 ・最も望ましい内容：対面での実務体験 　-コロナ禍で対面が難しい場合はオンラインでのケースワーク・グループワーク 【まとめ】 ・依然としてインターンシップの効果は高い ・2～3日が理系大学院生にはバランスが良い ・対面かつ実務体験が最も望ましい

23新卒採用に向けて

【効率的な採用フロー】 ・採用広報 ・インターンシップ ・選考 【採用広報】 ・求人・自社サイトの教科 ・ダイレクトリクルーティングの導入 ・リファラル採用の導入 ・ターゲットを絞った採用イベント ・学生へのPRポイント 　-福利厚生・給与（ライフワークバランス） 　-研修制度・勉強会 　-理想の社員がいる 　 【インターンシップ】 ・8割以上の学生が短期インターンを希望 ・情報系学生は1週間程度、他は1～3日程度 【選考】 ・1次～3次面接はオンライン、最終面接は対面希望者が多数 ・どこかのフェーズで対面で話したい、現場の社員と話がしたい人が圧倒的多数

23新卒理系採用戦略

【戦略】 ・①さらに早期化が進行、インターンを開催しない場合も早期アプローチが欠かせない ・②学生の認知経路は、ナビサイト・イベントが活発化、ダイレクトリクルーティング・リファラル採用の強化 ・③インターンや最終面接は対面、他はオンラインなど使い分けが重要