はじめに・自己紹介

【登壇者】 ・シナジーマーケティング株式会社　クラウド事業部　藤本俊介 　-Web制作会社、Webメディアの営業職を経験し、2016年よりシナジーマーケティングへ入社 　-カスタマーサクセス推進業務や、パートナー会社との協業業務を経て現職 　-BtoB・BtoC問わず、企業のCRM活動推進を支援中 【シナジーマーケティング紹介】 ・企業と消費者の関係性をより良くするお手伝い（CRM）を手がけている会社 ・顧客とのシアワセな関係がビジネスを成長させる 　-マーケティング活動が手軽にできる国産クラウドサービスとCRMのプロによる総合的な支援 　-シナジーマーケティングはあなたのマーケティングを成功に導くパートナー 【今日の目標】 ・傾聴者の皆さんが以下のように思うこと 　-メールってまだまだいける。メールマーケティングは簡単。明日からやってみる ・皆さんがメールを担当しているということに少しでも自信と誇りを持っていただけるように明日から少しでも前向きに取り組めるようになる

データでみるメールの立ち位置

【多様なユーザーとの接触チャネル】 ・メール ・デジタル広告 ・LINE ・アプリ 【世界的なメールのトレンド】 ・プラットフォーム（SNS）に依存しないメール 【メールは必須インフラ】 ・Q：あなたは、企業やショッピングサイトから送られてくるお知らせをどのように受け取っていますか？ 　-EC・通販で再購入するきっかけになった情報伝達媒体の1位は「Eメール」：51.8％ ・（補足）実は怖いLINEブロック ・LINEはブロックされやすい。 　-通知がくる 　-捨てアドレスが使えない 　-プライベートな空間 【この章のポイント】 ・令和になった現代においても、メールは未だ多くの人々が使うコミュニケーションチャネルである。

メルマガとメールマーケティングの違い

【メルマガとは？】 ・発信者が定期的に発行するメールのこと 　-発信者が存在すること。定期的に刊行されていること。メール（というチャネル）で送られること 【メールマーケティングとは？】 ・eメールを利用したマーケティング活動 ・eメール：お客様とコミュニケーションを取るチャンネルのひとつ ・マーケティング活動：数多くあるモノやサービスの中から、気づいてもらい、手に取ってもらえるようにする活動 【メルマガはメールマーケティングの一つ】 ・マーケティング活動の中のCRM 　-LINEマーケティング。メールマーケティング(メールマガジン、セグメントメールなど）。アプリマーケティング 【今のトレンドは、ユーザーに合ったメール体験】 ・全員に同じ情報を送る「メルマガ」から、必要な人に必要な情報を最適なタイミングで送るメール 【この章のポイント】 ・メールマーケティングとは、eメールというチャンネルを活用した、コミュニケーション活動 ・メルマガは、あくまでメールマーケティングにおいての一つの手段

メールマーケティングの基本的な考え方

【メールマーケティングの実施において大切なこと】 ・3要素を押さえるべし 　-①いつ：配信タイミング、②誰に：配信ターゲット、③何を：配信するコンテンツ 【メールマーケティングのポイント】 ・「何のアクションを起こしてもらいたいか」を常に念頭におく事 【メールマーケティングの例：特定の目的を達成するためのメール】 ・商品購入後のフォローメールを送る：顧客満足度の向上およびリピートの促進 ・カートにある商品の存在をお知らせするメール：商品購入機会の取りこぼしを防ぐ ・サービス解約時のアンケート調査：サービス品質の改善および競合情報の調査 【配信タイミングの見定め方】 ・顧客行動（接点）を整理する。配信可能なタイミングを可視化してみる 【この章のまとめ】 ・メールマーケティングの実施に当たって、お客様に取ってほしいアクションを念頭に置く ・メールマーケティングのポイントは「タイミング」「ターゲット」「コンテンツ」 ・最も考えやすいのは「タイミング」 【押さえておきたい実施時のポイント】 ・目指すゴールは決まっていて、達成するために取り組むべき施策を説明できるか？ ・取り組みたい施策に必要なデータは社内で整備されているか？ ・施策を行う上でどの程度リソースが必要か試算・確保できているか？ ・検討しているツールは実施要件に照らして過不足はないか？

メールマーケティングの目標設定

【メールの果たす役割】 ・施策の中でメールができることは大きく3つ 　-情報ギャップの解消　知ってほしいこと、知っておくことで企業にとって有利に働くことを伝える 　-行動のきっかけを提供　顧客にとってほしい行動を促すためのきっかけを作る 　-リマインド　忘れられず継続的に利用してもらうための接点を作る 【メール配信におけるKPIポイント】 ・開封率、クリック率、CV率+配信解除：サービス側が意図してやっている部分ではない 【目標設定はどのように考えるのが良いか？】 ・役割と指標を照らし合わせて考える ・情報ギャップの解消→開封率 ・行動きっかけを提供→クリック率 ・リマインド→CV率 【目標設定はするべき？】 ・効果改善のキモは振り返りと分析。メールを送る際は必ず目標を設定をする 【この章のポイント】 ・メールの果たす役割を押さえる ・それぞれのメールにおける目標は、役割に照らし合わせて設計するのがオススメ ・目標は絶対設定する

実際の施策を事例も踏まえてご紹介

【オートメーションメールのポイント】 ・顧客の行動を起点としてメールを届けることが可能 　-より良い「タイミング」での顧客体験につなげることができる ・一方でコスト＞効果 　-初期設定コスト、配信タイミングのチューニング、ターゲットやコンテンツの更新 ・大事なことは、試算の上、優先度を策定すること 【３つのメール施策を紹介】 ・WEBサイト来訪者向けのリターゲティングメール 　-Webサイト行動履歴やフォーム登録・メール開封などをトリガー（起点）として、顧客の直接アプローチすることが可能なメール 　-ケーススタディの事例では開封率約75％達成 ・日付を起点としたステップメール 　-あらかじめ設定したタイミングで段階的に自動配信されるメール。計画的に顧客を次のステップへ引き上げる効果がある 　-ケーススタディとして、初回購入を起点としたフォローメール ・ユーザー行動を起点としたシナリオメール 　-ユーザーの行動を起点として、あらかじめ設定をされていた内容が自動で配信される

ケーススタディ

【プロ野球球団での活用事例】 ・チケット購入ページで購入せず離脱した人に1時間後にフォローメール配信 　-驚異的な開封率約75％達成（クリック率：約40％、購入率：約7％） 【日付を起点としたステップメール】 ・あらかじめ設定したタイミングで段階的に自動配信されるメール。計画的に顧客を次のステップへ引き上げる効果がある 　-仕組みをきっちり作ることができれば、あとは自動でメール配信を行うことができるため、効率よく施策をまわすことが可能 【ユーザー行動を起点としたシナリオメール】 ・ユーザーの行動を起点として、あらかじめ設定されていた内容が自動で配信されるメール 　-ユーザーの行動を加味した配信が適している場合は、ステップメールよりシナリオメールの導入検討を！

まとめ

【メールはまだまだ活用可能である】 ・お客様にメールを使って振り向いてもらうことを考えるのが「メールマーケティング」 ・メールマーケティングは「タイミング」が命。ユーザー起点で送るメールを活用する 【失敗しない顧客管理のオールインワンツール】 ・ニーズに合わせて必要な機能だけを組み合わせ可能 ・メール・LINE・広告・アプリなどクロスチャンネルに対応 【ツールを「使い倒す」ための支援】 ・運用定着のためのサポート/オンポーティング 　-ツールの運用が定着するようニーズに合わせて徹底的にサポートする ・多くの運用実績をもつ専任スタッフによる代行サービス 　-万全の品質管理体制により業務の効率化・質の向上を実現する ・マーケティング企業の強みを最大限に活かした制作サービス 　-戦略に沿った施策・クリエイティブで成果を出す 【シナジーマーケティングのサービスポリシー】 ・いつも「101点」のサービスを 　-101点のサービスとは、お客様からのご期待を超える、+1点の驚きや喜びを提供し続けること。1回だけ120点を提供しても平均点が80点では意味がない。 　-一度きりの過剰なサービスではなく、何かひとつのアイデアや気遣いでもお客様からの100点の評価を超える「+1点」を提供し続けることである。これが私たちのシナジーマーケティングのサービスポリシーである。