ウェビナーノウハウ
Webセミナー講師に適した服装は?基本から色選びのポイントまで
最終更新日:2022/06/28
Webセミナー講師の服装は、参加者に与える印象に大きく関係します。セミナーに適した服装を選んで、開催を成功に導きましょう。Webセミナー講師が選ぶ服装の基本から、色・柄を選ぶときに気を付けたいポイントまで紹介します。
目次
Webセミナー講師に適した服装を考えよう

(出典) pexels.com[/caption]
Webセミナーの目的は、講義やプレゼンなどさまざまです。講師は参加者から注目を集めるため、服装にも気を配らなければなりません。
講師の服装を選ぶときの考え方や、適した装いをするメリットを知っておきましょう。
セミナー内容に合う服装を
講師への信頼感・自社への興味を高めるためにも、セミナーの内容にマッチした服装を選びましょう。
例えば堅いビジネス系のセミナーなら、講師の服装は真面目で落ち着いた印象のスーツがベターです。語る言葉や説明に信頼性が増し、受講者に安心感を与えやすくなります。
一方、セミナーの狙いや雰囲気によっては、若干ラフな服装が良い場合もあるでしょう。
インパクトが大切なセミナーであれば、無難で無個性なスーツは講師の魅力を伝えにくくなってしまいます。ほかのWebセミナーに埋もれてしまうのもデメリットです。
セミナー内容とともに受講者の属性や男女比・年齢なども考慮して、セミナーの効果を上げましょう。
参加者を意識した服装選びは集客にも有利
Webセミナーの告知をするときも、講師の印象が集客効果に影響します。
学生や若い年代を対象としたWebセミナーなら程よくカジュアルな服装・役付きのビジネスパーソンが対象なら隙のないスリーピースを選ぶなど、参加者を意識した服装で写真を撮りましょう。
また、告知画像は見た人に『受講したときのイメージ』を伝えられるものがベターです。例えば講義中の講師の姿を掲載すれば、臨場感のある告知となります。
Webセミナーの集客率をアップしたい場合は、『Webinar Room』の活用しましょう。Webinar Roomは集客したい企業と有益なWebセミナーを探す人を結び付ける、マッチングプラットフォームです。
ターゲット層にマッチした服装でプロフィール写真を撮れば、数あるセミナー動画の中でもユーザーに注目されやすくなります。
【公式】Webinar Room | 無料でセミナー動画が見放題Webセミナー講師に適した基本の服装

(出典) unsplash.com[/caption]
Webセミナーの講師は、サービスを提供する側です。ターゲットの属性にかかわらず、『見てもらうこと』を前提にマナーに則った服装を心掛けましょう。Webセミナー講師に適した服装を紹介します。
シャツ、ジャケットを着用
Webセミナーの講師の服装は、シャツとジャケットの着用が基本です。容姿やセンスがどうであれ、ひとまず『常識のあるきちんとした人』という印象を与えやすくなります。
ただし、カジュアルに意見交換したいWebセミナーと、堅い話に終始するWebセミナーとでは求められる雰囲気が異なります。
『ノージャケット』『ノーネクタイ』『カラーシャツ』など、Webセミナーの内容・受講者に合わせてアイテムに変化を付けましょう。
講師の服装は、Webセミナーのテーマとミスマッチがないことが重要です。
Tシャツをチョイスする場合の着こなし方
受講者の年齢が若いときやWebセミナーの内容がカジュアルなときは、ジャケットのインナーにTシャツをチョイスするのもおすすめです。
かっちりとした着こなしに抵抗がある年代にも親近感を与え、講師の言葉がターゲットに刺さりやすくなります。
ジャケットにTシャツを合わせるときのポイントは、シルエットと清潔感です。だらしない印象を与えないよう、体にフィットしたシルエットで首回りがタイトなものを選びましょう。
モノトーンカラーの無地ならジャケットに合わせやすく、上品な印象になります。
Tシャツ+ジャケットで重過ぎると感じる場合は、ベストを合わせる方法もあります。ジャージー素材ならカジュアル感もあって、おしゃれな雰囲気にまとまるでしょう。
服や背景の色を選ぶポイント

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Webセミナーでは、カメラ映りを意識した服装選びや背景の設定が必要となります。セミナーの満足度を高める上で、受講者に『見るストレス』を与えない気遣いは重要です。
服装や背景の色を選ぶときは、どのようなポイントに注目するとよいのでしょうか?
顔が映える色を選ぶ
Webカメラを通したとき、顔色が映えるのは濃い色や暗めの色です。一般に『レフ板効果がある』といわれる白は、顔色を暗くしてしまいます。
ジャケットのインナーとして着るならOKですが、ジャケット本体のカラーにチョイスするのは望ましくありません。
着用する服の色によって画面が明るくなったり暗くなったりするのは、Webカメラに『自動露出機能』が付いているためです。
白い服・明るい色の服を着用していれば画面は暗く補整され、濃い色・暗い色の服を着用していれば、画面は明るく補整されます。
Webセミナーでは画面が明るくなって顔が映えるよう、紺・濃いグレー・ブラウンなどのカラーを選ぶのがおすすめです。
服の色に合わせて背景を設定する
講師の服装の色と背景の色が同系色だと、画面上で一体化してしまいます。服を選ぶときは、背景の色とかぶらないよう注意しましょう。
Webセミナーの配信ツールの多くは、バーチャル背景の設定が可能です。設定時に遠目からでも服と明確に区別できる色設定すると、服が背景に埋もれずに済みます。
例えば濃紺のジャケットを羽織るなら、白を基調とした背景がベターです。講師の姿が画面に埋もれにくく、受講者が内容に集中しやすくなります。
小物を上手く使って印象アップ

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「ジャケットとシャツでは無難にまとまり過ぎだろうか」と感じる場合は、ネクタイやスカーフといった小物でコーディネートのポイントを作るのがおすすめです。
小物でおしゃれな印象を高めると、講師としての個性も光って魅力的なセミナーにつながるでしょう。
ネクタイでワンポイントを主張する
男性の場合、明るい色のネクタイをワンポイントにするのがおすすめです。どの色のネクタイを選ぶべきか迷ったときは、色が見る人の心理に与える効果を考慮するとよいでしょう。
例えば赤系のネクタイは、『情熱』『行動力』『積極性』といったイメージを与えます。彩度の低い赤なら派手すぎず、落ち着いた印象の着こなしも可能です。
優しい印象を与えたいならピンク系・知的な印象を与えたいならブルー系をチョイスすると、実現したいイメージに近づきます。
企業の代表としてカメラの前に立つ場合は、さりげなく企業のイメージカラーを取り入れたネクタイを着用するのもおすすめです。
スカーフを巻く
選んだ服装に華がないと感じるとき、女性であれば首回りにスカーフを巻いてワンポイントにするとおしゃれです。サイズ・色の選択肢が多いため、複数枚そろえておくと重宝します。
スカーフを選ぶポイントは、サイズ・色・デザインです。首元をすっきり見せるならミドルサイズ、首から掛けてジャケットのラインに沿わせるならロングサイズがよいでしょう。
色・柄は自由に選んで構いませんが、受講者から見てうるさい印象を与えないことが大切です。
スカーフは結び方によっても表情が変わります。華やかに見せたいなら『リボン巻き』・崩れにくくしたいなら『固結び』など、シーンや演出したい姿に合わせてチョイスしましょう。
Webセミナーの服装で失敗しないために

(出典) pixabay.com[/caption]
どんなに上質な服を身に着けても、画面映りが悪かったり着心地が悪かったりするものは好ましくありません。Webセミナーの効果を高めたいなら、細かい点まで配慮しましょう。
Webセミナーの服装で失敗しないコツを紹介します。
「モアレ」を起こす柄は避ける
ピッチの小さいボーダー柄や間隔の狭いドット柄は、『モアレ』を引き起こす原因となります。
モアレとは『干渉じま』とも呼ばれる、画面上に現われるしま模様のことです。モアレがあると画面の見栄えが悪く、視覚的なイメージがよくありません。
シャツやネクタイ・スカーフの柄を選ぶときは、規則的に並ぶ細かい柄は避けましょう。不安な場合は事前にカメラテストをして、ブラウザ越しに自身の姿をチェックしておくと安心です。
だらしなく見えないように注意する
受講者に不快感を与えないようにするには、講師の清潔感は必須です。カメラの前に立つ前に、身だしなみチェックをしておきましょう。具体的には以下のチェックが必要です。
- ムダ毛はないか
- 服にシミや汚れ・シワがないか
- ヘアスタイルが整っているか
- 肌のコンディションはよいか
見た目だけでなく、口調や言葉遣いもその人の清潔感に影響します。セミナー中はやや高めのトーンで丁寧な言葉遣いを心掛け、若者言葉やスラングの使用は控えましょう。
ポジティブで誠実な話し方ができる人は、受講者からの信用を得やすくなります。
シワになりにくい素材の服を選ぶ
服のシワはセミナー講師にとって、だらしなく見えやすいポイントの一つです。しかし、忙しい中で前日や当日にアイロンを掛けるのは手間になるという人も多いでしょう。
シワになりにくい素材でできたシャツ・ブラウスを選べば、手間なく身なりを整えられます。綿・麻100%よりもポリエステルやレーヨンなどの化繊の方が、シワになりません。
ビジネス用のシャツには『シワにならない』と明記してあるものが多いので、表示をチェックして購入しましょう。
ただ、シワができにくくてもシャツの生地に伸縮性がないと、動きにくさや緊張・疲労につながります。ストレッチ素材のものなら動きを制限せず、リラックス効果も見込めておすすめです。
Webセミナーに最適な服装が見つかったら、早速Webセミナーを配信しましょう。録画した動画をWebセミナーのマッチングプラットフォーム『Webinar Room』に掲載すれば、カテゴリや他動画からの流入も期待できます。
Webinar Roomは完全成果報酬型のため、初期費用や掲載料金はかかりません。Webセミナーを掲載した企業は、低コストで効率的にプロモーションを展開できます。
潜在顧客・新規リード獲得にウェビナー動画を活用 | Webinar Roomまとめ
Webセミナーの講師の服装は、清潔感のあるシャツとジャケットの着用が基本です。セミナー内容や受講者の属性・男女比・年齢なども想定して、ミスマッチが生じないファッションを選択しましょう。
画面上の『映え』もWebセミナーの服装選びで重要なポイントです。顔の映りがよい色・背景を選択し、見やすさにも配慮しなければなりません。