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ウェビナーノウハウ

ウェビナーを録画する方法は?録画のメリットやおすすめツールも紹介

最終更新日:2023/01/11

リアルタイムのウェビナーでも録画は必要?

(出典) unsplash.com[/caption]
ウェビナーは大きく分けて、リアルタイムでセミナーを配信する方法と事前に録画しておいた内容を配信する方法の二つがあります。
しかし、ウェビナーを配信する多くの企業は、リアルタイムで配信した内容を録画しておき、さらに動画コンテンツとしても配信しています。ウェビナーを開催するに当たって、内容の録画は必要なのでしょうか?

視聴者の利便性を考えると必要

ウェビナーの視聴者の利便性を考えれば、配信するウェビナーを録画しておくに越したことはありません。
リアルタイム配信を視聴した人でも、内容を一度聴いただけで全てを理解するのは難しいでしょう。ウェビナーが動画コンテンツとして視聴できるようになっていれば、後から聞き逃してしまった部分の補完が可能です。
リアルタイム配信のウェビナーでは、都合が付かずに見られなかった参加者にも配慮する必要があります。録画した動画が残っていれば、見逃してしまった人も自分のタイミングでウェビナーを視聴できて利便性の高さを感じるでしょう。

録画した動画は集客にも有効

録画したウェビナーの動画は、本来の参加者でなかった人に対してもアプローチするチャンスを作ります。配信後にウェビナーを知って録画を見た人が、次回以降のウェビナーに参加してみようと考える可能性も大いにあるでしょう。
つまり、配信の内容を録画しておけば、後から集客用の動画コンテンツとして活用できるのです。実際、ウェビナーの様子を録画し、次回に向けた集客の動画コンテンツとして有効活用してる企業は多くあります。
録画したウェビナー動画を掲載したい媒体の一つが、ウェビナー配信のプラットフォーム「Webinar Room」です。掲載している企業が多く、他社のウェビナーから流入する見込み顧客のアクセスも期待できるでしょう。
低いリード単価で工数をかけずにPRできるため、集客のコストや手間を削減したい企業におすすめです。
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ウェビナーを録画するメリット

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ウェビナーの録画は参加者側の利便性や集客ツールとして使えるだけでなく、主催者側にとっての複数のメリットがあります。具体的な利点を深掘りしていきましょう。

視聴層を広げられる

ウェビナーの存在を知っていても、スケジュールが合わず参加できない人は常に一定数いるものです。たとえ参加登録まで済ませていたとしても、急な都合で参加をキャンセルせざるを得ない場合もあるでしょう。
予定が合わない参加者がウェビナーを見られない状態は、企業側にとって機会の損失です。しかし、録画した動画を後から提供できれば、参加しなかった人も顧客になり得るターゲットとして確保できます。
動画を活用してウェビナーの視聴層を広げると、商談の機会も増えるでしょう。結果として事業の売上を向上できる可能性が高まるのです。

同じ内容を配信する必要がなくなる

会場を借りて行うオフラインのセミナーに比べて開催費用を抑えられるのは、ウェビナーのメリットです。しかし、リアルタイム配信を見られなかった人に向けて何度も同じ配信をするには、手間も費用もそれなりにかかります。
配信したウェビナーを録画しておいて後から視聴できるようにすれば、同じ内容を再度リアルタイムで配信する必要がありません。浮いた時間や費用を新しいウェビナーに割けるため、効率的な戦略が可能です。

ウェビナーの録画方法

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ウェビナーを録画する方法は、「録画機能のある配信ツールを利用する」と「パソコン画面を録画する」の2種類に大別されます。それぞれの特徴を確認しておきましょう。

録画できる配信ツールを利用する

ZoomやGoogle Meetなど録画機能を持っているウェビナー配信ツールやオンライン会議システムを活用すれば、リアルタイム配信しながら同時に内容の録画もできます。
録画動画をクラウドに保存できるツールも多く、後から社内でシェアしたり編集して動画コンテンツ化したりしやすい方法です。
近年はウェビナーの配信に利用できるツールが増えており、どれを選択すればよいか迷う担当者も多いでしょう。
ツールを選定する際は、録画機能が実装されているか・ウェビナーをコンテンツ化する機能を持っているかという基準を重視するのも一つの方法です。

パソコン画面を録画する

ウェビナーの配信ツールに録画機能がない場合は、パソコンの画面をキャプチャしてウェビナーの様子を録画する必要があります。
画面のキャプチャツールとして多くの製品がリリースされており、時間に制限を設けずに録画できるものも少なくありません。
さらに、クリップの作成やBGMの追加・トリミングなど録画した動画を加工できるツールもあります。必要な機能が実装されていて、使いやすいツールを選択するとよいでしょう。

録画機能があるウェビナー配信ツール

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ウェビナーのために新しく配信ツールを導入するなら、録画機能を備えたサービスを選ぶと便利です。数あるツールの中から代表的なものを二つ紹介します。

保存の方式を選べる「Zoom ビデオウェビナー」

基本無料で利用できるWeb会議システム「Zoom」が提供している機能の一つです。有料のアカウントとウェビナー用のライセンス契約で使用できます。
ライセンスによって視聴可能人数は変わってきますが、最大で1万人の視聴者にウェビナー映像を届けられます。
主催側はもちろん、参加者側も配信映像の録画が可能です。録画したデータはクラウド保存できるため、ローカル環境のストレージを圧迫する心配がありません。
パソコンはもちろん、スマートフォンやタブレット端末からもウェビナー映像を視聴できます。
Zoom Webinarプラットフォーム | Zoom

ウェビナーにうれしい機能が豊富「ネクプロ」

機能が充実したウェビナー配信専用のツールです。ウェビナー映像の録画だけでなく、他にウェビナーを開催する上で必要な機能が数多くそろっています。
例えば、参加者を募るためのWebフォームやランディングページ(LP)の作成・イベント管理・ウェビナーを通じて獲得したリード(見込み顧客)管理の機能が代表例です。配信の前後の作業にも十分に活躍するでしょう。
会員限定での動画配信が可能な点も魅力です。リアルタイムでは視聴できなかったユーザーへの配信に加えて、動画を限定公開にして視聴者のエンゲージメントを高めるといった戦略にも使えます。
セミナー・イベントの開催・管理プラットフォーム|ネクプロマーケティング

パソコン画面の録画におすすめのツール

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現在すでに何らかの配信ツールを使っていて録画機能がない場合、画面をキャプチャできるツールを導入しましょう。特に評判の良い2サービスを紹介します。

セキュリティ対策も万全「ShowMore」

パソコン画面を音声入りでキャプチャ録画できるツールです。録画画面にテキストや図形を挿入することもできるため、録画動画の視認性を上げたい場合に重宝します。
録画する画面の範囲はユーザーが任意に指定できる仕様です。ウェビナーを配信している部分だけを切り取れば、編集ソフトを別に用意しなくても動画コンテンツとして再利用できます。
録画データはMP4やMPEGなど形式を自由に選択でき、そのまま社内のストレージやクラウド環境にアップロードも可能です。ウェビナーをリアルタイム視聴できなかった人に向けて、後からオンデマンド配信するのに役立つでしょう。
高いセキュリティレベルで機密情報を扱うウェビナーにも安心して使えます。
ShowMore - 動画の録画、アップロード、ホスティング及び共有が簡単にできる

有料プランでは編集可能「FlashBack Express」

時間無制限にパソコン画面をキャプチャ録画できるツールです。長時間のセミナーや企業イベントなどの録画に適しています。
さらに有料プランを利用すれば、録画したデータにテキストや画像・BGMなどを加えられるようになります。
トリミングなどの編集機能も付いているので、録画データをツール内で動画コンテンツに加工しても良いでしょう。キャプチャした動画はYouTubeへのアップロードもできます。
FlashBack Express - 最高の無料のスクリーンレコーダー

録画したウェビナーの活用方法

録画したウェビナーの動画は、参加者側も主催者側も有効に活用できます。主な使い道である「振り返り」と「マーケティング・セールス」に分けて、活用方法を確認しておきましょう。

ウェビナーの振り返りに

ウェビナーの振り返り用アーカイブとしてリアルタイム配信を見た人に録画コンテンツを提供する方法は、多くのウェビナー配信企業が採用しています。
参加者は自分のペースで振り返りながら動画を視聴できるため、ウェビナーへの理解が深まります。初見で理解できなかった部分や度復習したい部分だけ、録画で確認することも可能です。
オンデマンド配信にしておけば、どの視聴者が繰り返し動画を閲覧しているかが確認できるという企業側のメリットもあります。ウェビナーの内容に高い関心を持っている層を、有望な見込み顧客として抽出できるでしょう。

マーケティングやセールスに

ウェビナーを動画コンテンツ化することで、マーケティングやセールスに活用できるようになります。
例えば、メルマガを登録してもらう見返りに、録画しておいたウェビナー動画を提供する方法が一例です。商品やサービスの購入特典として、動画をプレゼントする方法も考えられます。
動画をうまく活用すれば、既存客に対するリピート購入の促進や、新規に獲得したリードの育成(リードナーチャリング)にウェビナーを使えるようになるでしょう。
工夫次第で幅広いマーケティング施策に活用できるので、ウェビナーを配信する場合は内容を録画しておくのがおすすめです。
録画したウェビナー動画をWebinar Roomにアップロードすれば、より多くの視聴者に閲覧してもらえるようになります。ハウスリストの顧客以外にも自社のウェビナーを届け、幅広い顧客層にアプローチしたい場合に役立つでしょう。
未視聴者に向けたアーカイブ用動画としても活用すれば、少ないコストと手間で複数の施策を実現できます。
潜在顧客・新規リード獲得にウェビナー動画を活用 | Webinar Room

まとめ

ウェビナーを録画しておくことで、リアルタイムに視聴できなかった層にもウェビナーを提供できるようになります。リアルタイムで参加した人が、再度ウェビナーを視聴できるのもメリットです。
より理解が深まるだけでなく、次回以降のウェビナーに参加する人も増えるはずです。
録画の方法には録画機能を備えたツールを使う方法と、パソコン画面をキャプチャする方法があります。新たにツールを導入するなら、Zoom ビデオウェビナーやネクプロをはじめ録画もできるものがおすすめです。