自己紹介

【会社紹介：マーケティングワンについて】 ・マーケティングをワンストップで支援 ・事業拡大を実現 　-ダイレクトマーケティングに関わる全ての施策をワンストップで支援。あらゆるデジタル手法を用いて成功に導くコンサルティングカンパニー 【ファシリテーター紹介】 ・株式会社マーケティングワン アカウント・マネジメント本部 ゼネラルマネージャー　奥田 裕也 　-「いいもの」をたくさんの人へ届け、喜んでもらいたい

顧客データを活用したWeb広告効果改善法

【顧客データの活用と必要性と有効性を知っておこう】 ・①市場状況：Cookieの仕組み/規制について ・②顧客データ活用：“埋もれたデータ”を輝かせる ・③他社事例：先行企業では新たな配信の柱に

市場状況

【Cookieとは】 ・Webサーバー（サイト）とブラウザ間で情報を保存する仕組み ・SNSやWebサイトのログインを省くなど、ユーザーの利便性を向上するもの 【3rd Party Cookieとは】 ・アクセス先とは別の広告配信サーバーなどが、広告閲覧者にCookieを発行 ・3rd Party Cookieはユーザーのアクセス先を記録し続ける 【Cookie規制について】 ・2020年から急激に関心が高まる。2021年以降も継続して関心がもたれている ・2023年末に、chromeのCookie情報は使用不可になった ・apple社のiOS11から「safari」に搭載されているサイトトラッキング防止機能。現在はサードパーティーCookieは完全にブロックされている。IDFA利用は可能だが、アプリごとにユーザーへの同意が必要になった ・GoogleとAppleの対応だけで、PC8割・モバイル9割以上の影響が出る 【Cookie規制の影響（ターゲティング）】 ・これまでのようなユーザー情報を取得できなくなることで、ターゲティング精度が低下。リタゲ等の配信母数や効率悪化につながる

顧客データ活用

【顧客リスト連携配信（アドレサブル広告）】 ・店舗やオフラインメディアで蓄積した顧客データを、Web広告媒体に連携 ・リターゲティングや類似ユーザーへの拡張配信が可能。効率的な獲得が期待できる 【アドレサブル広告の仕組み】 ・顧客データ抽出→ハッシュ化→ハッシュ化データ照合→広告配信 ・暗号化した顧客データと、広告媒体が保有するデータを紐づけることで、高精度なターゲティングが可能に 【ハッシュ化（暗号化）について】 ・ハッシュ関数（アルゴリズム）により、ランダムな文字列（ハッシュ値）を生成 ・同じ元データからは同じ値が得られる。不可逆的変換で元データ割り出しが極めて難しい 【利用可能な広告媒体】 ・主要な運用型広告で利用可能。複数の媒体で配信効率を改善できる可能性がある 【連携できるデータの種類】 ・メディアによって違いがある。共通してできるものはメールアドレス 【連携前の注意点】 ・Google広告の場合、過去の運用実績を含めて利用可否判断がされる。また、顧客リスト数も媒体によって最低必要数等が決まっているため、要確認

他社事例

【アドレサブル広告の役割】 ・顕在層・興味関心層の獲得の強化施策として活用。全体の獲得効率を改善する 【事例:大手クライアント調味料販売（購入顧客リスト:10,000人 マッチ率:50％】 ・Facebook：類似拡張配信（タグベース比較） 　-全指標が改善。特にCVR27％改善の影響が大きく、CPAは半減 ・YDA：類似拡張配信（タグベース比較） 　-3％拡張にて大きく改善。リーチ系配信では最も良い広告グループを創出 ・YDA：類似拡張配信（購入データ拡張配信比較） 　-購入データの類似拡張率は少し広げたほうが良い傾向。テストにより適正な拡張率を発見 ・補足：シニア層獲得 　-60代だと約8割、70代でも6割が利用。シニア層中心の顧客リストでも十分活用可能 　-注意点として固定電話の番号での登録が多く、マッチ率が低く配信できない可能性がある。メールと2軸でテスト 【まとめ】 ・ターゲット年代を問わず、新規獲得の柱となる可能性。「顧客データ」を広告に活用しよう

会社紹介

【事業内容】 ・デジタル領域におけるコミュニケーションをトータルで提供 【特徴】 ・①Webの「総合広告会社」です 　-複雑化するWEBプロモーションを一手に引き受け、事業拡大に導く ・②事業フェーズに最適なプラン・手法・施策をご提案できる ・③ワンストップのWeb広告運用体制 　-一気通貫で対応