大広のD2Cプラットフォーム構想について

【自己紹介】 ・三上　智也（株式会社大広D2Cビジネス推進局エグゼクティブプロデューサー） ・ダイレクトマーケティング事業会社の事業およびマーケティングパートナーとして複数の事業会社の成長支援を手掛ける 【大広が考えるD2Cビジネス】 ・「顧客価値」絶対主義（顧客価値とは、顧客がそのブランドに賛同する理由） ・大広独自の「顧客価値」基点で、根幹の事業目的、ビジネスモデルとして追求する ・顧客とダイレクトにつながることで可能になる「企業・顧客・社会」との価値共創ビジネスモデル ・顧客主語の姿勢、顧客価値の追求、顧客体験による関係構築の3つを大事にしている 【D2Cビジネスにおける大広の強み】 ・TVショッピング時代からメーカー通販時代、D2Cビジネス時代とダイレクトマーケティングをサポートしてきたノウハウを多く蓄積 ・事業構想から顧客価値開発、事業＆ブランド戦略設計、顧客体験構築、体験価値提供まで、一貫したフルサービスの機能を装備 ・長年の実績に基づいた独自メニューを、課題に応じカスタマイズして提供 ・機能特化のグループ会社との連携 ・各領域の外部エキスパートとの業務提携 【新たな取り組み】 ・大広D2Cビジネス戦略のスピードアップ＆スケールアップを同時に実現するためBranditと業務提携➡顧客価値に向き合いデータドリブンを前提とした顧客データ基盤構築を目指す

Branditについて

【自己紹介】 ・鍛冶　良紀（株式会社Brandit代表取締役CEO） ・MARK STYLER株式会社（アパレル会社）にてEコマース部門の責任者 ・株式会社Candeeにてライブコマース及びD2Cブランド領域を担当 【Brandit事業紹介】 ・D2Cインキュベーション（BtoC） 　-自社生産からEC運用までを一気通貫プロデュースした各種プライベートブランド ・D2Cソリューション事業（BtoB） 　-生産/マーケティング/EC/在庫管理/分析/ロジスティクスにおけるソリューション提供 【D2Cソリューション事業について】 ・アパレルに特化して、生産～ロジスティクスまで一気通貫のサービスを提供 ・マーケティング～分析までを一元管理できるシステム 　-登録作業のワンオペ、在庫管理も一つのシステム、WMS側への配送情報も連携 ・最小単位まで分析した項目（マイクロデータ）を集め、ユーザーを知っていくことを思想としている ・顧客情報、マーケティング、販売管理、在庫管理、サイト分析などのデータを行ったり来たりできるプラットフォーム

ディスカッション

【D2Cビジネスの根幹とは？】 ・顧客を知ることを重要視している ・意思と意図の判断をもち、プロセスの中身を大事にしていくことをKPIとして掲げられるべき ・オンライン上でも顧客の人となりが見えているかどうかが今までのEコマースとの違い ・お客様からの意見やお叱りの声を蓄積し、それを反映して個々に向き合っていくことがこれからのD2Cに求められる 【顧客のデータ分析に対するスピード感や細かさについて】 ・情報をマイクロデータという素数で持ち、それを掛け合わせることでアウトプットの仕方は様々なので、よりスピーディーに柔軟に対応できる ・ブランドによって成功する施策はそれぞれであり、各ブランドに合わせた提案ができる ・今まで人の中にしかなかったノウハウも、素数に分解されたデータを組み合わせる事で、見える化もしやすく再現性の実現が可能になる ・顧客価値をしっかり理解して意思と意図でデータを活用していくことで、思いや考えが具現化された施策を提案できる ・D2Cは、顧客を知り、顧客から気づきを得られるための手段であるべき ・デジタル化で情報取得がしやすくなった今、オフラインでの顧客に対する姿勢をオンラインでも実現し、いかに顧客価値を見出していくかをこのシステムで展開していきたい