オープニング

【Qasee株式会社】 ・働き方改革支援・業務可視化を実現するクラウド/SaaSを提供 ・2021年8月現在：約100社のお客様で利用されるサービス ・「カシー」のシステム：カシーサーバー 　-Amazon web Services上に構成されたQasseサーバーでお客様のデータを管理

製造業での取組み

【Qasee株式会社-製造業のお客様】 ・自動車部品、精密機械、装置、科学分野のお客様 ・従業員数百名から数万人まで、様々な企業サイズ ・適用範囲は日本国内に限定されない 【製造業-なぜ業務可視化？】 ・1.古くからのシステムが社内に多くあり、現在の利用規模の把握が難しい ・2.近年新たにSaaS/クラウドベースのサービスが多く社内に導入され始めているが、コストに見合った活用がされているのか利用継続判断の材料となる数字がない 　-1.2.プロセス・システムがもたらす問題の解決 　-業務を進めるのに最適なプロセス・システムとなっていない 　-新たなメンバーを迎え入れ、一人前となってもらうまでに時間がかかる ・3.RPAを導入したが、次にどの作業、プロセスに対しRPAを適用すればメリットが大きいのか、判断根拠が乏しい ・4.DX/システム化を行うべき対象を見つけたい 　-3.4.新たな投資対象の決定：新たな技術の採用・活用による生産性の向上 ・5.プロジェクトごと、業務ごとの工数・人的コストの把握が難しい ・6.海外子会社の就労管理、勤怠かんりを行いたい 　-5.6.状況の把握 　-自己申告ではなく、自動的に客観的なデータを収集したい 　-特にコロナ禍において就労・進行状況の把握がより困難となった

業務改善へのアプローチ

【業務可視化によって、次の一手を決定する】 ・従業員の働き方のデータの解析から業務・作業に使用するソフトウェア・システム。その滞在時間、作業量を把握することでプロセス・タクトのコストが分析可能になる。 ・組織全体の人的コスト構造のブレイクダウンにより最優先し取り組むべき課題・ボトルネックを発見し、モニタリングを行う。 【業務改善の4原則-ECRS】 ・Eliminate-排除 　-作業目的やゴールが不明なもの、コスト時間のかかるものを排除 ・Combine-結合 　-似た活動や重複作業の統合、役割の見直し、統合と分離で工数削減 ・Rearrange-代替 　-業務順序や人・場所を入れ替え代替 ・Simplify-簡素化 　-業務の簡素化

顧客事例

【Qasee顧客事例-大手自動車部品メーカー】 ・お客様の課題 　-プロジェクト・業務ごとの工数管理を自己申告の工数管理システムによって管理しているが、メンバーのデータ入力の負担が大きい 　-設計部門、品質管理部門において多くのサービス・システムが使われている。情報企画では利用頻度やシステムごとの生産性・効率性が分からず、次世代のシステム・サービス検討が上手く進んでいない 　-品質管理部門において新人が一人前になるまでに時間を要している 　-海外子会社で常にスケジュールに遅延が生じている ・Qasee評価期間 　-4週間のトライアル。海外子会社を含め150名がトライアルに参加 ・Qaseeソリューション 　-Qaseeの導入後、作業時間・作業量の計測は自動で行われるようになった。 　-利用する全てのサービス・システムがQasee上でカタログ化され、それぞれの利用ユーザー数、システム滞在時間、生産性を把握可能になった。 　-チームごとにベストパフォーマーを見つけ、その働き方データをロールモデルとして新人の教育・トレーニングに使用 　-Qaseeコンサルタントと共にQaseeの平均ユーザーモデルと自社のユーザーデータを比較。情報企画部門よりガイドラインを出したことにより、特にチャットツール上でオープンなディスカッションが活発に行われるようになった。

最後に

【業務改善-Qaseeと共に】 ・改善のループは継続してこそ ・Qaseeのコンサルタントと共に1か月、3か月ごとに定期的に診断を行い、現状の把握、次の期間のチャレンジを定義 ・現在Qaseeは問題・加谷の可能性を指摘することしかできない ・今後のQaseeはAIを活用し、具体的な解決方法の提示、システム運用のプロセスのピックアップ・具体的なシステムの推奨を目指す