本セミナーの紹介

【会社紹介】 ・日本初のデジタルエージェンシーとして2003年創業 ・SNSのビッグデータを活用しながら、戦略立案、SNSを使ったコミュニケーションをプランニングから実行までをワンストップで対応するエージェンシー ・AIQ社と資本業務提携をし、SNSデータをマーケティングに有効活用する商品の共同開発を行っている 【本日お持ち帰りいただきたいお持ち帰りいただきたいこと】 ・インスタグラムでモノが売れる現状の実態とそこでモノを売るためのヒント

「買い場」化するインスタグラムの実態

【SNS（Instagram）利用者実態調査】 ・ユーザーの利用実態とプラットフォームの進化から、インスタグラムの現在・未来を読み解く ・SNS（Instagram）利用者実態調査 　‐①SNSをどのように活用しているか？ 　‐②どのような買い物行動をしているか？ 【ユーザーの利用実態】 ・毎日、複数回、隙間時間でインスタアプリを立ち上げている 　‐1回の利用時間は短いが、総時間にすると長時間となっている ・ストーリーズやホーム画面からはフォロワーの情報を閲覧 ・ストーリーズやホーム画面からの閲覧に比べ、発見画面からの閲覧時間が長い 　-発見画面からのコンテンツは無限にある ・気になった情報を「保存」、備忘録として使用 ・「つながり」（ホーム画面からの閲覧）から、「発見」（検索画面からの閲覧）へシフト 　‐「映え」から「情報収集」に利用ニーズが変わってきている 【Instagram上での購入までの黄金ルート】 ・目的なくSNSを閲覧する際に、気になるものを発見する 　‐口コミをたどりながら、自ら欲しい気持ちを高揚させていく 　‐気に入った情報を保存 　‐冷静になり比較検討され、高確率で購入に至る ・探索する際に、自社の商品が「発見され」「保存される」ことが重要なポイント

売上がアップするインスタグラム活用法とは

【インスタグラムの機能追加】 ・ショッピング機能の追加・決済動線の強化 　‐レストラン予約機能の拡充 ・広告メニューの多様化・強化 　‐売りに直結しやすいメニューを実装 　‐ショッピング機能のタブ内での広告提供を開始 　‐ブランド公式ではなく、インフルエンサーやクリエイターがブランド商品を宣伝・販売が可能に ・チャットコマース機能の活性化 ・Instagramが公式に「買い場」化を加速させる動き 【前半まとめ】 ・ユーザーの情報ニーズが「映え」から「情報収集」へ ・「発見」「検索」「保存」という購買行動 ・プラットフォームが公式に「買い場」化の流れを後押し ・うまく活用すれば、いま一番、ビジネスチャンスのあるSNSプラットフォームである

売上がアップするインスタグラム活用法とは①

【保存されやすい投稿の重要性】 ・「保存」される投稿はアルゴリズム上、「リーチ」も伸びやすい ・「保存」されやすい投稿は、発見されやすく、ユーザーの目に触れ、リーチもされやすい 　-さらにそこで保存がされ、リーチがされやすくなっていく。といったプラスのフィードバックが働く 【保存されやすい投稿とは？】 ・Instagramの情報ニーズは「映え」から「情報収集」へ 　‐きれいなブランドの世界感を押し付ける投稿はエンゲージメントは良いが、保存はされにくい 　‐ユーザーに有益な情報とみなされることが一番大事 　‐商品情報においては「客観的なレビュー投稿」が最も伸びやすい 【保存されやすい投稿の例】 ・①文字入れ＋カルーセルで紙芝居のような投稿 　‐端的で商品にフォーカスし、分かりやすい投稿 ・②シズル（消費者の感覚を刺激し、食欲や購買意欲を喚起する）を見せながら、一つの商品をしっかりと評価 ・③商品の使用方法や使用シーンをノウハウとして紹介 ・様々な商品カテゴリーにおいて、実際のレビューを紹介する人がいて、それを見て、保存・購入する人がいる 【ユーザにとって「有益な情報」とは？】 ・リアル/具体的な商品の良さ（率直な評価、リアルな使用感） ・分かりやすい編集とまとめ（おすすめまとめ、メリットデメリット） ・活用シーン/活用ノウハウ（使用方法、悩みと解決策）

売上がアップするインスタグラム活用法とは②

【実践する際のポイント】 ・自社アカウントからの発信の場合 　-クリエイティブの勝ちパターン発見がカギ 　-発信する情報の切り口や、投稿の構成、文字の入れ方の最適解を探す ・外部（インフルエンサー、メディア等）からの発信 　-ポテンシャルの高い人を発見し提携することがカギ 【適切な「評価指標」の実施】 ・外部から確認可能な指標：投稿数、いいね数、コメント数 ・インサイトデータ：リーチ、保存数 ・売上貢献の検証：購入意向、実購買（情報が届いた人、保存した人のその後） ・効果検証として、保存獲得数、保存ご購入率、情報リーチ後購入率などで評価 ・態度変容調査：情報接触者と、非接触者を切り分け、態度変容の度合いを調査 【ショッピング機能】 ・メンションから、自社の公式アカウント、ECサイトへ飛び、購買へ向かわせる導線を作成する ・最低限のショッピング機能のメンテナンスは必要 【後半まとめ】 ・「保存」される投稿はリーチも伸びやすい ・ユーザーが「保存」したいと思う「有益な情報編集」が大事 ・インサイトデータ+売上貢献分析による効果検証が大事 ・ユーザーに有益な情報提供ができているか？という視点でのPDCA（計画-実行-評価-改善のサイクル）が大事

質疑応答

【認知・ブランディングが目的でもレビュー投稿は効果的か？】 ・結論としては効果的である ・レビュー投稿に接触した際、理解や好意も伸びやすい 【他のSNSでもレビューなどは効果的か？】 ・無目的での探索・保存と言った領域はInstagramが得意 ・購入手前の決断時には、Twitterなどでネガティブな口コミを集めることもある ・ECの口コミも閲覧している ・ポジティブな口コミ探索をInstagramで集めることが多い 【自社アカウントからレビュー投稿すべきか？】 ・完全に客観的なレビューは難しい ・使用シーンやノウハウをレビューとして投稿

新サービスの告知と次回予告

【Reviewers】 ・レビュー投稿に慣れているインフルエンサーとパートナーシップを組み、正直レビューを投稿 ・平均保存率が非常に高い ・実リーチ数or保存数ベースでの料金設定