挨拶

・内容：インフルエンサーマーケティング全般における基本的な考え方とライブ配信施策における知識

会社紹介

・THECOO株式会社 ・Google出身メンバーにより設立 ・2014年末よりYouTuberを中心としたインフルエンサーマーケティング支援を軸に活動 ・インフルエンサーマーケティングの中でもレポーティングが特に得意 ・個人単位だけでなくキャンペーン単位でも提出可能 ・登壇者：阿部孝裕

インフルエンサーマーケにおける失敗を避けるための基礎知識

【インフルエンサーマーケティングとは？】 ・影響力のある人に商品の魅力を代弁してもらい、購買意欲を高める仕組み 【簡単な例】 ・商材のヘッドセットをゲーム実況者が紹介 　-興味促進、態度変容、購入、UGC推薦など本人を超えて派生していく ・うまく行く理由とは？ 　-商材、ターゲット、狙いと目的があっていて、尚且つインフルエンサーが元々商材のファンだった 【消費者行動モデル/AISAS（A：Attention、I：Internet、S：Search、A：Action、S：Shareの略）】 ・誰を起用して何をやってもらうことで興味を促進させたいなどを考えてインフルエンサーを起用していく ・施策全体を見て、足りない部分を埋めるというイメージで企画をする 【施策全体の把握】 ・ゲームのTVCMを全国放送したい 　-アプリのマーケティングで事前登録サイトを利用したり、SNSを活用して「認知」や「興味促進」はできるが「検討」「決断」をインフルエンサーを起用しカバーしていく ・家電をブラックフライデーに向けて告知を強化したい 　-商品の「認知」を高めることや、「興味促進」させることをインフルエンサーで演出していく 【まとめ】 ・インフルエンサーマーケティングを独立した試作と捉えると危険 　-他のマーケティング施策を把握した上で必要かどうか、何をするのかを考えることで失敗を避ける

インフルエンサーが行うライブ配信とは

【ライブ配信とは？】 ・映像や音声をリアルタイムに近い形で何らかのプラットフォームを用いて配信するもの 　-インフルエンサーが関わると、熱狂を生み出す場所になる ・インフルエンサーが行うライブ配信 　-2020年のスーパーチャットの投げ銭で1位の方は165,393,597円、100位でも13,097,550円と熱狂度がある 【ライブ配信における熱狂度/ゲームに特化したゲームチャンネルの例】 ・ゲームに関する3つのものをクリアするまで追われないという企画を8時間以上連続で配信 　-通常の280倍、コメントを発信し、重大発表までずっと伸びて離脱しなくなっている 【熱狂が生まれやすいインフルエンサー】 ・2018年と2020年で消費者がインフルエンサーの配信を見るにあたってどういう配信を気にしているのか 　-トーク、雑談、ゲーム実況が伸びているがコスメ、料理は減少傾向 　-ゲーム実況や雑談が得意な方が熱狂が取りやすい ・特化型プラットフォームも増加（メイクな特化などはユーザーが増えきらない、料理は配信に向いていない） ・雑談アプリが増え、さらにMAU推移（月間アクティブユーザー）も増えてきている ・タイアップにおけるYouTubeライブ配信も半分以上超える月が出てきている 【まとめ】 ・熱狂を生み出す場所 　-同じ時間を「共有」し、インフルエンサーに「認知」される、一緒に応援する実感が湧くと熱狂が生まれるが、何をやるかにより熱狂が生まれにくいケースもある

マーケターが心得ておくべきライブ配信案件の使いどころ

【ライブ配信の使いどころ】 ・①ある程度知名度のある商材の一押し 　-マーケティング全体の中で認知向上施策を併行して行う商材、インフルエンサー自身が興味を持ってる商品 ・②インフルエンサーとのコラボ商品起爆剤 　-コラボ商品や期間を限定した特別割引などインフルエンサーが自分の声で発信できるようなコラボ商品 ・③商材を起点としたインフルエンサー同士コラボ 　-ゲーム等オンラインで参加できる大会、コスメや食品などは複数名の参加でトークを切らせない 【注意点】 ・普段のキャスティングより一層シビアにキャスティングする必要がある 　-本当にその人が興味があるので、その人がライブ配信ではなすことができるのかの見極めが重要