オープニング

・登壇者：株式会社Kaizen Platform動画事業推進部 部長 大塚 宥吾、UX事業推進部推進部長 多田 朋央

Kaizen Platformのご紹介

・デジタルを活用した「顧客体験（UX9の改善）」により、クライアントの事業 　-UXソリューション 　-動画ソリューション 　-DXソリューション

IOS14.5 & 3rd Party Cookieの規制による広告影響

・AppleはiOS 14.5がアップデートしてアプリ上での広告のトラッキング計測やリターゲティングが難しくなっている 　-離脱要因の把握：「アプリが広告表示のためにユーザーの行動を追跡すること」について、ユーザーの許可制に広告の計測やリターゲティング広告に大きな影響を与える可能性 　-実際にアメリカでもiOSに対する広告費割合が44%から29%に ・併せてCookieの規制も始まっており、各社個人情報・Cookie管理が今後も強化される 　-リターゲティング広告、アフィリエイトに影響が出る。広告経由でのコンバージョンやCPAに影響を与える 今後マーケターが着手すべきこと　06:25 ・クリエイティブへの投資 　-プレイスメント・ターゲティングで差がつかなくなる中、「クリエイティブ」の投資が、効率×ボリュームを改善する重要なレバーに 　-特にクリエイティブの中でも『動画』クリエイティブへの投資 ・CVR改善の重要性 　-iOS 14.5＆Cookie規制でターゲティング広告効果の減衰が見込まれるので、CVR改善の重要度は増す 　-フロー広告施策と違い、CRV改善を早期に最適化することで、以降その他施策の効果も底上げ

動画クリエイティブの必勝方法

【よくある動画制作のアンチパターン】 ・制作が目的になり、何のために作るか・どんなシーンで使うかが目的となっていないので「成果」に繋がらず 【成果を出すクリエイティブ制作方法】 ・以下の流れで広告のクリエイティブをまわすと再現性のあるPDCAを回し続けることができる 　-①Who/Why/What/Howの順に設計をしていかないと効果を維持できない 　-②Who/Why/What：Who/Why＝ペルソナを設定、What＝訴求軸の整理して検討 　-③How：校正、コピー、表現、音 【新時代の到来 / CV数を最大化する】 ・時代の変化、テクノロジーの進化で、今までのマーケティング手法とは異なる方法のコミュニケーションが必要に 　-CV数を最大化する媒体：現在はYouTube一択。2022年以降はTikTok、 IG Reelが伸びてくる 　-販促のデジタル化の波が到来 【YouTube動画設計のポイント】 ・①YouTube用クリエイティブを考慮する上で必要不可欠な3要素 　-①表現方法、②音声、③サイズ/秒数/本数 ・②ナレーション有無×男女×テイストの相性の発見が重要 【販促DX事例】 ・今までちらチラシメインだった販促予算も、費用対効果を可視化できるデジタル広告への投資が増加

CVR改善の必勝法：LP改善

・LPを3つに分けて考える 　-入口：1stView（一番重要・70％位はすぐに離脱をしている） 　-出口：CVエリアの改善（CTA） 　-最適な動線・情報設計の検証 ・LP改善活動の進め方 　-ユーザー（ペルソナ）Why/Whatがどういう方かをしっかりと言語化していく 　-ペルソナを考慮した上で刺さる訴求軸を検討 　-訴求軸を見せていくとペルソナに刺さるのか ・具体的なCVR改善の進め方とスコープ例 　-ペルソナを基軸とした検証を続けることで、再現性を持った効果改善ができる。特に1stViewの改善には拘って対応 ・実例 　-1st viewの訴求内容改善 　-1st viewの表現方法の改善 　-動画LPO 　-CTA最適化（チェックリストあり） 　-2nd View以降の情報設計 　-（※応用）流入元に合わせたLP訴求の出しわけ

CVR改善の必勝法：フォームの改善

・未入力で離脱しているのか？入力途中で離脱しているのか？離脱後の再訪問は重要なポイント ・どこで離脱したかを可視化 　-未入力離脱 　-入力後離脱（さらに再訪問率を見て設計する） ・フォームの分析をして水漏れの状況を可視化して問題点を分析 ・フォームの打ち手を体系化 【改善策例】 ・STEP式フォーム：1ページの長いフォームを10STEPに分解し、ハードルを下げることで、入力完了率が大幅に向上 ・入力復元機能：申し込みフォームに進んだユーザーの入力を保存し、再訪時に途中から再開可能にしておく ・離脱ユーザーへのナーチャリング：離脱しそうなユーザーにLINE登録を促し、ナーチャリングし、再訪率を高める

Kaizen Platformのサービスのご紹介

・動画クリエイティブの改善の支援 　-動画クリエイティブ制作ソリューション 　-CRV改善ソリューション 　-動画広告の『勝ちパターン』確立に必要な良い嘘を、全て高水準で提供 ・CVR改善ソリューション 　-Kaizenの独自人材ネットワークを活用することで、スピーディに質の高いクリエイティブを大量に生産できるため、勝てるデザインを早期に見つけることが可能

質疑応答

・低単価でWebサイトに誘導するためのポイントは？ 　-ラストクリックは取れないが、全体のコンバージョン数は増えるケースが大半。一方で静止画より動画広告がいいのは、動画でしか出せない場所や反応しないユーザーにコンバージョン数を増やす目線で行う ・この時期（今、年度末）に動画広告を実施する理由は？ 　-今までの当たり前ができなくなっている中で、今までと同じだとあがらない。プロセスを踏んでYouTubeに配信していく。年度末などに予算を割くより、来年度以降の自分達を助けるという意味で、コンテンツに投資していく（ストック型）と結果的に事業の成長につながる ・LPを制作する際、校正や内容を考えるポイントは？ 　-ターゲットのユーザーは誰なのか。ペルソナが重要。そこをベースに訴求メッセージや構成を考える ・ペルソナの設定で注意すべき点は？ 　-ユーザーの声を実際に聞くのはおすすめです。立てたペルソナの振り返りも重要 ・LPの分析はどのツールを使用していますか？ 　-改善エンジンというツールで分析をしています。ヒートマップとスクロールログはマスト。ユーザーがどこで離脱しているかが可視化できるツールならどれでもいいと思います ・業種によってCVRが伸びた事例はありますか？ 　-大きく伸びた事例はあります。直近ですとデジタルコンテンツ系の企業で、2倍。全部LPの改善です ・今後改善プラットフォームとして大きな施策や新提案等はありますか？ 　-動画広告の制作から運用、改善までサポートをしていきます。要は丸投げしていただけるようにしていきます。サイト改善だけでなく、成果を出す課題をコンサルティングしていく取り組みを強化していきます