はじめに

・Webで売上を上げる要素とは？ ・売上を上げる3つの要素 　-①集客数×②CVR×③改善 　-この3つがそろってはじめて売上アップにつながる ・会社のWeb戦略を任された方からくる相談で多い内容 　-Web上でなにから始めれば良いのか分からない 　-Webでやることが多すぎて、優先順位が分からない 　-分析が大事なのは分かるけど、どうすれば良いのか分からない ・WEB担当初心者が知っておくべき流れ、WEB戦略・サイト改善に必要なものとは？→これらがこのウェビナーで学べる内容となる ・準備編 　-目標を設定する必要性を理解する 　　→ビジネスを行う上で達成したい目標がないまま走ってもどこにもたどり着けない。 　-目標と現状の差が目標を達成するための課題を見つける→まずは目標と現状の立ち位置を明確にすることが重要。 ・KGI・KPIとは？ 　-一番達成したいWeb上での最終目的がKGI（Key　Goal　Indicator） 　-KGIを因数分解し、より具体的にした中間指標がKPI（Key　Peyformance　Indicator）となる。 ・KPIツリーとは？ 　-KPIはKGIを因数分解した指標であり、ツリーの形状を使って可視化したもの ・KPIツリーを作成するメリット 　-KGIを定めることでサイト（企業）の最終目標を明確化 　-KGI達成へ向けた具体的な目的、道筋、目標を明確化 　-各所の目標に合わせた施策の設計を行うことが可能 　-目標に対する評価が可能

WEBサイトにおけるKGI・KPI決めましょう

・Webサイトにおける目標を決める 　-KGI・KPI（目標）設計のポイント 　　・3つの構成要素①指標②期間③数値 　-要注意　KGI・KPI（目標）設計の落とし穴 　-「数」のみに着目した場合、進捗度合いを正しく測りきれない懸念がある 　-KGI・KPIを達成するためには、記事の「質」の改善が必要。 　-数×質→KGI達成 ・現状を把握する 　-3つの視点から自社の現状を把握することが重要 　-効果的なサイトを作るための3C分析 　　・①Customer（顧客・市場）②Company（自社）③Competitor（競合） 　-代表的なサイト分析手法 　　・ヒューリスティック分析 　　・ヒートマップ分析 　　・アクセス解析

今後の方針・計画を決めましょう（PLAN）

・課題が明確にできたら最適な施策を選定する 　 -「早くサイトに人を呼びたい」という場合、SEO強化のためのサイト改善だけであると集客できるのは中長期的な施策となる。 　-スピード優先で集客をかけるのであれば広告出稿を検討すると良い。 　-例 　　・最適な施策の選定→×SEOを強化する　〇広告を出す 　-注意点 　　・ソリューションごとにどんな課題を解決できるか知る必要がある。KGI、KPIを達成するために大きな妨げになっている課題から優先順位をつけて解決していくようにする。 ・KPIのうち、どこに課題があるのかを明確にし、施策の方向性を決める 　-KPIツリーに落とし込んでいく 　-例 　　・リピーターの数が特に足りない。そこに主に課題がある。 　　・WEBの集客に課題がある。 　　・そこに特に取り組んだ方がいいことを導き出すことができる 　　・それを踏まえてWEB集客が有効的な施策と判断できた場合、その中でもどのような具体的な方法をとればいいか？ 　　・例えばフローチャートに従って、具体的に施策を決めることが可能である。 ・ロードマップに落とし込む 　-施策の優先付け、施策の決定 　-具体的なロードマップに落とし込む。 　-すべての課題を一度に解決することはできないため、優先順位をつけて実行していく。

計画を実行に移しましょう（DO）

・各ソリューション実行にあたって 　-計画決定後、施策を実行していく。 　-実行していく中で、各ソリューションの特徴や強みを理解することが重要 ・各ソリューションの特徴 　-①集客（運用型広告）：リスティング広告、SNS広告、DSP 　　・メリット 　　　質の高いユーザーを比較的早く集客できる。テストマーケティングしやすい 　　・デメリット 　　　掛け捨てのため、資産にはなりづらい 　-②集客（SEO）：内部対策、コンテンツマーケティング、外部対策 　　・メリット 　　　WEB上の資産となり、長期的にわたって集客できる。様々なキーワードから集客できる 　　・デメリット 　　　長期性のため、成果が出るまでに時間と手間がかかる 　-③サイト制作：WEBページ、ランディングページ（LP）、サイト改修 　　・メリット 　　　営業ツール・広報ツールとして機能する。資産になる 　　・デメリット 　　　制作時間・コストがかかる。設計時に知見が必要 ・準備するもの・流れ 　-リスティング広告の場合 　　・Yahoo!Googleのアカウント開設 　　・入札予定のキーワード案を作成 　　・広告文案（訴求文）やバナーの制作 　　・広告アカウント構築 　　・広告用のタグ発行、WEBサイトへの埋め込み 　　・広告審査 　　・CVテスト 　　・配信開始

施策の振り返りを行いましょう（CHECK）

・行った施策の振り返り 　-行った施策はやりっぱなしでは意味がない。 　-KPIの指標をもとに、各施策を行ったことでどの程度以前の数値から推移しているか（良いor悪い）をきちんと評価してあげることが重要である。 ・効果検証 　-KPI達成のために必要な数値を過去の指標と比較し、分析する。 　-数値に基づいて事前にこれらの数値が計算できる環境を整えることが重要である。 　-これらの指標を計算する際GoogleAnalyticsなどのツールの導入がおススメ 　-各指標の合格ライン 　-下記の基準は、弊社で設けている指標の一例である。 　-サイトタイプにより一概には答えませんが、各指標の合格ライン目安を設けて、どこに改善の余地があるかを分析にて明確にする。 　-分析の結果、良かった点、悪かった点を明確にして、どこから改善していくか、どのように改善していくか、それぞれの改善策を検討し次のアクションへつなげる。 ・Check：WEB業界においての基準合格ライン 　-直帰率：40％未満 　-ページ/セッション：3.0ページ/1セッション以上 　-滞在時間：2：30以上 　-フォーム内の解説率：80％未満 　-CVR：0.5％～1％以上 ・Action：改善策 　-新規ページ追加 　-デザイン刷新や統一 　-掲載情報の整理 　-導設改善 　-既存コンテンツ強化 　-EFO（エントリーフォーム改善）

次の打ち手を検討しましょう（ACTION)

・各施策の分析をもとに次の施策を立案 　-今回行った施策を分析後、新たな課題に合わせて次の施策を立案していくことが重要。 　-ただ、評価をして満足せず、次の施策を立案することでさらなる改善を行っていくことが可能。 ・行った施策 　-良かった場合 　　・引き続き実行 　　・新たな目標の設定orさらなる強化 　　・新たな課題の決定 　-悪かった場合 　　・悪い施策の改善：記事ページのリライト、異なるクリエイティブの作成 　　・異なる施策の立案：SEOから広告に変更、現状の施策に他施策の追加 ・PDCAを継続的にまわしていく 　-これまでの流れを1クールとして何度もPDCAを回していくことでより良いサービスの改善に繋がっていく。 　-常に改善していく思考を持ち、目標達成のために障害となる課題をクリアしていくことでKGI・KPIの達成に繋がる。 ・本日のポイントのおさらい 　-具体的な目標（KGI・KPI）を決める 　-現状分析をする（顧客・市場/自社/競合） 　-Plan-Do-Check-Action 　-改善に終わりはない。KGIを達成するまでPDCAを繰り返すことが大切 　-Webサイトは新聞などのマス媒体とは違い、容易に内容を改善できるのが強み。「公開して終わり」ではなく、頻繁にPDCAをまわし、効果の最大化を図る。