オープニング

【ゲスト紹介】 ・新興国コンテンツ市場スペシャリスト、佐藤翔さん

色々な国のストーリーを佐藤さんに聞いてみた

【地域による意識の違い】 ・日本でいう「県民性」「国民性」といった意識の違いは海外にもある 　-タイの南の人は商売上手だが人としては… 　-北京の人から見ると広東は“経済の都 文化の砂漠” 【意識の違いから見る背景】 ・意識の違いから、その国が成り立ちが見える ・国や政府が役割を与えた時代背景もある 　-19世紀のナショナリズムの成立過程 　-20世紀に国が独立した時の役割分担 　-一部に集中させたことで他が独立してしまう事態を防ぐ ・時代背景を考慮しない人材配置は揉め事を引き起こす可能性がある、コンテクスト（背景）を可視化することも大事

〜佐藤さんの見えている未来について〜

【文化の差】 ・都市部と地方部の間で生じるデジタル文化の差 　例：5Gサービスを体験できるのは都市部だけ ・国単位のマーケットより、都市単位のマーケティングが重要になる

佐藤さんから見た日本のゲーム市場とは？

【日本は大事なマーケット】 ・市場の秩序が整っている ・面白いゲームにはちゃんと課金する 【新興国に進むゲーム会社やスタートアップに伝えたい事】 ・日本のマーケットを持っているなら日本も継続するべき ・世界的に見ても希有なマーケット ・モバイルゲームでも課金してくれる ・厳しく評価してくれるからこそサービスが向上 【日本の市場だけだともったいない】 ・開発やプロモーションなど得意分野をもつ国があるから、全てを国内で済ませるのはもったいない ・大国（中国とアメリカ）だけでなく、世界の60億人70億人を大切に ・大国を見るときは小さい地域を無視しない 　-地域毎の生活習慣の違いなどを見る目を常に持つ 　-それが全土に全世界に広がるサービスに繋がる