1.会社紹介

【アステリア株式会社概要】 ・2018年10月に「インフォテリア株式会社」から「アステリア株式会社」に商号変更 ・主力製品の「ASTERIA Warp」「Handbook」は日本国内市場でシェアNo.1 ・アステリアの「つなぐ」製品/サービス 　-「Handbook」：コラボレーションを促進するモバイルコンテンツ管理 　-「ASTERIA Warp」：ノーコードでデータ連携を自動化 　-「Gravio」：ビジネスを自動化。エッジコンピューティング基盤

2.業務自動化からDXの実現へ

【DXとRPA】 ・DXを実現するためには「RPA・データ連携」が重要になる 　-第一フェーズ：IT利用による業務プロセスの強化 　-第二フェーズ：ITによる業務の置き換え 　-第三フェーズ：業務がITへITが業務へとシームレスに変換される状態

3.RPAの今・・・

【RPA（Robotic Prosess Automation）の現実】 ・RPAツールの浸透 　-かなり普及した（働き方改革/少子高齢化） 　-業務ユーザー自身で対応できる 　-現場の業務を見直す（自動化する）いい機会になった ・RPAツールは画面操作をエミュレートするだけなので一見簡単そうに見える

4."真"のRPAを実現するには

【一般的なRPAツールの課題】 ・例外（エラー）処理や大量データの処理には向かない 　-全ての例外に対応するには膨大な作業が必要になる 　-画面操作の置き換えなのでパフォーマンスには限界がある ・整合性のチェックやデータ加工、複数データのマッチング処理には向かない 　-Excelなどはマクロの作りこみが必要になるケースも多い ・開発するロボットの数が増えると、管理者が全てのロボットを把握できなくなる 　-個人でバラバラにロボットが作成されて収集がつかなくなる 　-業務部門で開発・運用がうまくいかずに結局、情シスやSIerに頼るケースが増えている ・人の操作を単純に代行させるだけでは本当の意味でのRPA実現は難しい 【“真”のRPAを実現するには】 ・RPAは、これまで情報システムと人の2層で成り立っていたホワイトカラーの業務に第3層として「ロボット層」を加えた考え方 ・ロボットはあらゆるマニュアル作業や企業の情報システムをつなぐプラットフォームとなる ・Digital Labor Platformとして、“人から考えるロボット化”、“情報システムから考えるロボット化”の両面が必要

5.ノーコードのデータ連携ツール「ASTERIA Warp」

【ASTERIA Warpとは】 ・ASTERIA Warpは“ノーコード”で設計開発を行うことで、様々なシステムやサービスと連携し、業務の自動化・効率化やデータの活用を実現するデータ連携ツールである 　-100以上のサービスやシステムと迅速に連携 　-シンプルな操作で超高速開発 【連携方法】 ・ASTERIA Warpは各種の機能を内包したアイコンを並べてデータ連携を定義する ・アイコンを並べるだけでノーコード開発でデータの流れを可視化 ・連携定義やフォーマットの変換も関数を用いて自在に設定可能 【ASTERIA Warp主機能】 ・チェックポイント機能 ・エラー機能 ・大量データ処理 ・マージ、チェック処理

6.RPAに適用しさらに拡張

【RPAツールとの比較】 ・RPAツール 　-コンセプト：人の画面操作を自動化 　-設定：GUI（一部コーティングが必要） 　-操作対象：画面 　-処理方法：基本は画面操作 　-処理速度：おおむね人と同じ速度 　-適用シーン：PCアプリケーションの画面操作。画像認識 ・ASTERIA Warp 　-コンセプト：システム間の業務プロセス（データ連携）を自動化 　-設定：GUI（ノーコードで設定） 　-操作対象：システム（データそのもの） 　-処理方法：インターフェース連携（API/DB/ファイル） 　-処理速度：高速（数千件/秒など） 　-適用シーン：データフォーマット変換。システム間のデータ操作 【ExcelアダプターでExcel業務自動化】 ・Excelアダプターを利用することで、簡単な操作で企業内に散在するExcelワークシートをデータ化し、ITシステムに取り込んだり、逆にITシステムのデータをExcel化することでExcel業務の自動化を実現する

7.RPAツールの課題をASTERIA Warpで解決

【一般的なRPAツールの課題解決】 ・例外（エラー）処理や大量データの高速処理を可能に 　-課題：例外（エラー）処理や大量データの処理には向かない 　-導入後：例外処理にも柔軟に対応。API経由で大量データの高速処理が可能 ・整合性のチェックやデータ加工、複数データのマッチング処理を可能に 　-課題：整合性のチェックやデータ加工、複数データのマッチング処理には向かない 　-導入後：データ加工・変換・マージ機能が標準で利用可能 ・管理者が全てのロボットを把握することを可能に 　-課題：開発するロボットの数が増えると、管理者が全てのロボットを把握できなくなる 　-導入後：サーバーでの開発・実行により、開発・運用は一元管理

8.事例：RPAツール×ASTERIA Warp

【トクヨシ精機社事例】 ・ASTERIA WARP CoreとRPAツールで残業時間をゼロへ ・お客様から届いた注文データを社内の生産管理しシステムのデータ管理に直接登録する処理をすることで希望納期への対応が可能に 　-課題：顧客希望納期への対応 　-導入後：顧客希望納期100％の対応 ・受発注業務を自動化することにより残業が解消 　-課題：業務化した長時間残業の削減 　-導入後：受発注業務での残業時間がゼロになった ・受発注業務に追われることがなくなったため、スキルアップの時間を確保 　-課題：単純業務の排除及び高度な業務への注力 　-導入後：企画立案業務やスキルアップのための時間を確保

9.事例：100%内製化でDXを加速

【サカタのタネ社事例】 ・利便性、迅速性を向上しながらもコストは大幅削減 ・連携管理が一元化されたことで複雑性を解消 　-課題：連携処理にファイル転送ツール、FTP、Accessなどが個別利用され複雑化 　-導入後：ASTERIA Warpを連携基盤とすることで連携管理が一元化されシンプルに。連携先変更のアジリティ（迅速性）を確保 ・100％内製化を実現されたことで高コストを解消 　-課題：ファイル転送ツールによる連携処理にはプログラミングが伴い、都度Slerに構築を依頼。利用しているファイル転送ツールが連携個数に応じた課金体系のため連携処理が増えるとコストが膨大化 　-導入後：ASTERIA Warp、OutSystemsの開発生産性の高さにより、100％内製化を実現 ・日次アップデートされた実績をWebで即時参照可能になったことで情報共有の遅延を解消 　-課題Excel、Access上で参照する実現データの参照方法が複雑。また月次更新のため営業現場で正確な売上実績のタイムリーな進捗確認ができない 　-導入後：営業は従前のようなExcelやAccess上での結合処理、リンク設定などをすることなく、日次アップデートされた実績をWebで即時参照可能に。