1、オープニング

【アジェンダ】 ・テーマ：早期化する24卒理系採用の攻略法とは？ ～Z世代×理系学生の傾向と採用成功のポイント～ ・講演：Z世代の学生傾向と最適なアプローチ手法 　-プレゼンター：加藤 佑基／株式会社テックオーシャン 新卒事業部マネージャー ・講演：最新の23卒理系学生の生の声と同行調査の結果から読み解く、24卒の早期採用戦略 　-プレゼンター：東 祐貴／株式会社テックオーシャン 取締役COO ・質疑応答 【プレゼンター紹介】 ・東 祐貴／株式会社テックオーシャン 新卒事業部マネージャー 　-大学新卒で株式会社イプロスに新卒入社：販促、マーケティング、人事・採用など幅広く担当 　-2018年に株式会社テックオーシャンに参画、取締役COOとして事業推進を統括 【会社紹介】 ・株式会社テックオーシャン ・2018年6月設立 ・事業内容：理工系専用就活サイト TECH OFFERの企画・運営 【本日お話しすること】 ・学生アンケートからイマドキ理系就活生の実態を読み解く ・早期母系集団形成から内定承諾までに意識すべきポイント

2、 理系就活生の実態とは？

【採用活動で成果を出すポイント】 ・「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」孫子の兵法より 　-学生をしっかり理解する 【アンケート調査】 ・対象期間：2022年3月4日～3月20日 ・対象者：TECH OFFER登録学生（24卒学部生、大学院生）／136名（有効回答数） ・専攻別属性：生物学・農学20%、情報18.5%、化学13.3%　他 【就活初期の回答傾向】 ・本格的に就活開始する時期：4人に1人「既に開始」、2022年4月中に半数以上、8月中に80%以上が開始予定 ・志望業界決定時期：理系修士進学者の多くが修士1年の夏に決定 　-夏までに志望業界の候補に入っておく ・仕事選びへの影響要素：大学での所属・専攻、先輩の就職先、大学時代の体験 ・就職先決定で重視する点：「給料、待遇」6割、「仕事のやりがい」4割　他 　-就活初期の回答はWEB上で得やすい項目 ・期待するオファー：「短期インターンシップの案内」約7割、「個人面談」約4割 　-個別での案内＜情報収集 ・オファーを期待する企業：「研究・専攻内容が活かせそう」1位 ・参加したいインターン：5月までは1day、6月以降は3daysの短期希望者が増加 ・希望の参加形態：インターンシップ、職場・工場見学、最終面談は「直接訪問」が例年通り圧倒的多数

3、理系就活生の実態の総括

【総括】 ・早期の動き出しは必須 　-8月までに80%が開始 　-夏には志望業界を決める ・インターンシップは時期によって期間・内容を使い分け 　-1day・3day・長期、ライトな内容・濃い内容 ・オンライン／対面はシーンによって使い分け 　-会社説明会は気軽に情報収集はオンライン 　-インターン、工場見学などは対面 　-最終面接は70%が対面希望 【就活時期における学生が重視する点】 ・初期：「条件面」給料・福利厚生、勤務地など ・後期：「エモーショナル面」会社の雰囲気、やり甲斐など

4、 早期母集団形成から内定承諾までのポイント

【就活時期による学生の気持ちや志向性の変化】 ・就活初期 　-オンライン会社説明会に多数参加、情報収集 　-多くの企業を見て選択したい 　-条件面を重視（給料、福利厚生、勤務地など） ・就活後期 　-個別に関係性を深める 　-エモーショナル面を重視（会社・社員の雰囲気、やりがいを感じられるかなど） ・初期と後期とで、企業とのコミュニケ―ション方法や企業選びの軸が大きく変化 【変化に合わせた採用フェーズごとの重要点】 ・序盤戦：オンラインコンテンツやWEBコンテンツを活用し、手軽に情報収集できる状態 ・終盤戦：学生ひとり一人に対し密なコミュニケーションを取り、エモーショナル面を伝えて動機付け ・学生と密なコミュニケーションを実現するためのコンテンツ設計や、計画的なリソース配分が必要 【早期母集団形成から内定承諾までに意識すべきポイント】 ・内定承諾に向けた「興味付け」「密なコミュニケーション」に注力 ・前工程の工数を抑え、後工程（興味付けやコミュニケーション）にパワーをかける

5、 Q&A

【質疑応答】 ・就活初期フェーズの学生にアプローチする際のコミュニケーション成功事例 　-個別面談・グループ面談の選択肢を提示、ハードルを下げる 　-信頼関係を築くことに徹する、学生が欲しがっている情報や環境を提供、就活の相談相手的な立ち位置 ・就活初期後期は学生により異なるが傾向としては？初期の認知に努めることが重要なのはプレ期前？プレ期開始後？ 　-プレ期前から情報収集してある程度の目星を付けいている 　-初期＝プレ期前が良い、後期＝10月～11月以降の傾向 ・長期／中期インターンにエントリーする学生の違いは？ 　-1ヶ月に参加する学生は内定を意識している 　-専攻を希望する学生は1週間が多い ・100名以下の中小企業、1dayインターンからの採用に繋がるアドバイスがほしい 　-説明会に近くなっていないか？ 　-お礼メッセージが一方的になっていないか？タイミングと学生からの反応をチェック 　-早期インターンと選考誘導のコミュニケーションの頻度や内容をセットで施策 ・リアルイベントの効果 　-工場見学などリアルなコンテンツ、行ってみないと分からない部分を知れる 　-短期集中で考え抜く内容を実施しやすい、考え方や感覚を伝えられる ・内定承諾に向けた有効的コミュニケーション方法は？ 　-手書きの手紙（貰う機会が少ないから特別感）、LINE（身近で当たり前なツール） 　-インターンでフィードバックを送る