はじめに

【自己紹介】 ・株式会社テックオーシャン　取締役COO　東　祐貴 　-大学卒業後、株式会社キーエンスの社内ベンチャーとして創業した株式会社イプロスに新卒入社 　-製造メーカーを対象とした法人営業、販促・マーケティング、人事・採用、商品企画、新規事業など幅広く担当。約10年間勤務後、2018年株式会社テックオーシャンに参画。取締役COOとして事業推進を統括 【本日お話しさせていただくこと】 ・学生アンケートからイマドキ理系就活生の実態を読み解く ・本選考期に注力すべきこと

学生アンケートからイマドキ理系就活生の実態を読み解く

【アンケート】 ・Q.コロナ状況下で、面接やインターンシップにあたって、会社や事業所に訪問することにより心理的抵抗はありますか？（交通費は支給） 　-「WEB中心になりがちなので訪問したい」の回答が20pt増加しており、「訪問」に対する抵抗感が薄れている ・Q.就職活動について不安はありますか？（複数回答） 　-22卒の同時期実施の回答に比べ、新型コロナというより、就活そのものへの不安が大きくなっている ・Q.就職活動における新型コロナの影響をお教えください（複数回答） 　-「旅費、交通費、移動時間を削減できてよい」「普通よりも多くの企業の説明会に参加できそう」と効率化されることでのプラスの影響がある一方、「雰囲気を感じにくい」という懸念を抱いている学生も多い ・Q.コロナの影響という観点から、大学での学業や研究と、就活の両立はどうなりそうですか？予想をお教えください 　-「WEBで就活を効率化して両立しやすくなる」が60％となりプラスの回答がUP ・22卒:世の中の状況から不安を感じながらの就活 ・23卒:コロナ禍の環境に慣れオンラインでの就活のメリットを享受しながらの就活 ・Qオンラインと直接訪問を比較するとどちらが良いと感じますか？ 　-フェーズによって、オンラインと直接訪問の希望に大きなバラツキがある。「そのフェーズで何を得たいか？」を学生側に立って考えることが重要

オンライン時代の理系採用戦略

【イマドキ就活生は〇〇〇〇就活!?】 ・イマドキ就活生はツンデレ就活!? 　-これを踏まえて企業はどうコミュニケーションを取っていくかを考えていく必要がある 【就活初期と後期での学生の気持ち、志向性の変化】 ・就活初期 　-会社説明会はオンラインで数多く参加し情報収集。多くの企業を見て、選択しようというスタンス。企業選びは「給料、福利厚生、勤務地」などの条件面を重視 ・就活後期 　-就活の最終段階では、個別に関係性を深めることを求める。 　-企業選びの軸に関しては「会社・社員の雰囲気、やりがいを感じられるか」などのエモーショナルな面が、より重視される傾向がある　　　　　　　　　　　 ・就活初期と、後期では企業とのコミュニケーションの取り方や企業選びの軸が大きく変化する

本選考に注力すべきこと

【学生の気持ち、志向性に合わせた採用フェーズごとの重要ポイント】 ・序盤戦 　-オンラインコンテンツやWEBコンテンツをうまく活用し、学生の期待（手軽に知りたい情報を知ることができる）に応えられる状態をつくる ・終盤戦 　-学生一人一人に対し、密なコミュニケーションをとり、会社や社内、社員の雰囲気、魅力を伝え、動機付けをおこなう ・学生との密なコミュニケーションを実現するためのコンテンツ設計や、計画的なリソース配分が必要 【採用成否の分かれ目は後工程のコミュニケーション設計にあり】 ・内定承諾に向けた興味付け。密なコミュニケーションにパワーをかける

学生の思考の変化をとらえたコミュニケーション術とは？

【密なコミュニケーションで採用競争を勝ち抜く3つの戦略】 ・①アプローチすべきターゲットを整理して「局地戦」に持ち込む 　-①教授・就職担当教員、②技術共通点、③採用実績（入社実績研究室とのルート）、④学生との関係性づくり ・②ターゲットへのアプローチの手間・工数を極小化する 　-学生一人一人との密なコミュニケーションを実現するために、学生と接点をもつところまでを、いかに効率化し手間・工数を抑えられるか？ ・③学生との技術共通点を軸に関係構築をおこなう 　-学生と自社との技術的共通点を軸に、コミュニケーションをおこなうことで、学生の承認欲求を満たしながら、自社への動機形成を実現する 【アンケート】 ・Q.自分の仕事選び（業界・職種）に影響している要素を選択してください 　-「大学での所属・専攻（学習・研究活動）」がトップ。「大学での学びを活かせる会社、仕事内容」は理系学生特有の傾向

TECH OFFER

【3つの戦略を実現できる唯一のツール】 ・就活の方程式を変える 　-自社にマッチする理系学生を効率よく採用できるターゲットリクルーティングツール 【TECH OFFERとは】 ・手間をかけずに優秀な理工系学生に出会えるターゲットリクルーティングツール 　-TECH OFFERを活用することで、優秀な理工系に手間をかけずにアプローチすることが可能 【TECH OFFERの特徴】 ・対象は理工系、計算科学系学生、強力なデータベース、オファーを半自動化 ・各研究室の研究テーマや技術キーワードを活用するほか、学生の志向性・パーソナリティを軸にしてオファーを自動配信できる ・採用の前工程を省略化→後工程にパワーをかける 　-自動化の仕組みで手間・工数をかけずに親和性の高い学生と出会う 　-内定承諾に向けた興味付け。ミスマッチを防ぐための密なコミュニケーションに パワーをかける 【事例】 ・注力ターゲットのアプローチを効率化 ・横ずれ人材の採用強化 ・大学や専攻、出身地などでターゲット設定