オープニング・自己紹介

【自己紹介】 ・鬼頭 祐介 ・株式会社アカリク ・採用コンサルティング事業部 ・商品企画チーム リーダー 【セミナー構成】 ・理系院生の就活動向 　-就活スケジュールはどうなったか？ ・22卒アンケートから見たITエンジニア志望学生 　-全体とどう違うか？ ・23卒アンケートから見たITエンジニア志望学生 　-どんな志向性を持った学生が多いか？ ・ITエンジニア採用でどんな施策をとるべきか？

理系院生の就活動向

【なぜ理系院生か？】 ・アカリク登録者は大学院生 ・国公立大学では理系の７割以上が大学院に進学 ・全体の傾向として、理系院生の動きに着目 【理系院生の動き出し推移】 ・例年は、夏インターン情報収集時期に登録が増え、夏インターン時期に一度鈍化し、本選考情報収集時期に再び増え、GW辺りを過ぎると動き出す人は減っていく ・22卒は、オンライン就活がベースになり例年と動きが変わっている 　-夏インターン実施企業が減少したことによる情報不足感や今後の就活への不安や不透明　さから、夏インターン時期に登録ピークが継続しており、年明けには動きが沈静化 　-統計によると、6月1日時点で理系院生の内定率は約９割で全体的に動きが早期化 【専攻別学生の動き出し＆採用への影響】 ・機械系：理系院生全体の傾向と同様に動きだしのピークが夏期も継続 ・情報、通信系：コロナ禍以前の傾向と大きく変わらないが、全体的に夏期～冬期のピークが前倒しで拡大 　-オンラインでの就活は目新しいものでなく、元々就職活動の告知やインターンの実施も　早かったため 【就活スケジュールはどうなったか？】 ・コロナ禍もあり22卒で一気に早期化 　-ITエンジニア志望学生は変わらず早期化の傾向 ・23卒はさらに早期化

22卒アンケートからみたITエンジニア志望学生

【ITエンジニア志望学生と全学生のアンケート結果比較】 ・本エントリー数：全学生と比べ、かなり少ない傾向 　-いかにエントリーされるか、それ以前の認知拡大・アピールが重要 ・就活中に見ていた企業のSNS：全学生と比べ、Twitterを利用する割合が高い 　-各種情報を発信する際はTwitterでも配信しておくことがおすすめ ・望ましいインターンシップの期間：短期よりも長期インターンシップを好む傾向 ・望ましいインターンシップの開催方法：全学生に比べるとオンラインを望む人はやや多いが、全体的には対面（オンラインとの組み合わせ）希望が多い 　-週一日オフィスでチームワーク、それ以外はリモートで集中して作業を行うというよう　なプログラムが今期はおすすめ ・望ましいインターンシップの内容：オンラインでもオフラインでも実務体験を求めている ・説明会、一次面接～三次面接の実施方法：オンラインの希望が多い ・最終面接：全学生に比べて、対面にこだわらない学生が多い 【ITエンジニア志望学生はどう違うか？】 ・全体に比べてエントリーする会社数が少ない ・インターンの期間は、2～3日が良いが、１週間以上を希望する学生も多い ・インターンの内容は、実務体験が望ましく対面実施の希望が多い ・説明会は、基本的にオンラインで良い ・選考も、基本的にはオンラインで良い（最終面接もそこまでこだわらない）

23卒アンケートから見たITエンジニア志望学生

【アカリク主催エンジニア系イベント参加者へのアンケート内容】 ・ITエンジニアの中での希望領域 ・企業の認知経路 ・企業のHPの何を見ているか ・自己成長のためにどこを重視しているか 【どんな志向性を持った学生が多いか？】 ・機械学習、AI関連が優勢だが、まだ分野が決まっていない学生も多い 　-複数の分野の話を聞けるような座談会などをすると参加者数も伸び満足度もUP ・企業認知は、就活サイトで能動的に確認しており、イベント出展で初めて知る学生も多い ・ホームページの職種や業務内容、事業内容はよく見るが、インタビューやメッセージはそこまで見ない ・環境、制度的に勉強してスキルアップできる余裕がある企業を選びたい

ITエンジニア採用でどんな施策を取るべきか

【23卒のITエンジニア採用戦略のポイント】 ・スケジュール「さらなる早期化の波」 　-インターンを開催しない場合も7月～11月に認知拡大を ・インターンシップ「業務体験＆部分的に対面」 　-対面でチームワーク＋リモートで集中作業ができる業務体験を ・オンライン選考「最終以外は基本オンライン」 　-最終面接はオフィス訪問とオンライン面接の選択制の検討を ・採用ツール「手段によって伝える情報を整理」 　-自社HP/媒体は必要な説明を、イベントではメッセージを ・アピールポイント「技術を勉強したい気持ちを支援」 　-社内勉強会や研修などは積極的な情報発信をしてアピールを