１、オープニング

【ISSOについて】 ・株式会社ネモフィラが開発したWEBサイトのUI自動検証ツール ・非常に簡単な作業で多くの検証ができる

２、ドメイン入力のみのカンタンなISSOの検証方法

【検証登録】 ・新規ドメイン追加 　-検証したいWEBサイトのURLを入力➡登録 ・BASIC認証がかかっている場合 　-ユーザーIDとパスワードを入力 ・検証項目 　-どの検証をしたいかをチェック ・アクセシビリティ設定 　-レベル、検証ツールを選択 ・レイアウトをチェックしたいブラウザを選択 ・自動検証ボタンを押すとISSOが検証作業を開始

３、ISSOで出来る検証項目にいついて

【Quality】 ・HTMLエラーチェック ・CSSエラーチェック ・リンクエラーチェック 【Accessibility】 ・レベル「A」「AA」「AAA」のアクセシビリティ確認 ・音声ユーザビリティ「知覚」「操作」「理解」「堅牢」「その他」 ・文字ユーザビリティ「コントラスト」「フォントサイズ」 【SEO】 ・Googleの重要指標として発表されているコアウェブバイタルの指標や各種Google関連のSEOスコアをまとめて表示する 【Contents】 ・自然言語処理（誤字脱字/表記ゆれ）チェック ・一定の表記ルールに沿っているか確認可能 【Layout】 ・各種端末の中で9つのブラウザによるブラウザ単位でのスクリーンショット画像を表示 ・任意のブラウザでの表示チェックが可能 　-レイアウトのずれ、段落ちがないか、ブラウザごとの差異を確認 ・取得したリンクの画像のダウンロードが可能

４、ISSOの検証結果データの確認方法

【検証履歴➡詳細】 ・ここに検証結果が表示される ・各項目ごとにスコアの確認が可能

５、Quality検証

【検証によってできること】 ・HTMLエラー、CSSエラー、リンクエラーの件数、警告件数、情報が表示される ・検証結果のレポートをダウンロードできる ・どのページにどんなエラーがあるのか、該当箇所も確認が可能 【チェック内容と活用方法】 ・全てのエラーを修正しなければならないわけではない ・特定のコーディングルールが守られているか ・複数のコーダーによって1つのWEBサイトを構築している場合、一部のページだけ違った表記がされていないか ・エラー箇所が多くないか ・特定のエラーが連続していていないか ・納品前にISSOの検証機能を使用したいというWEB制作会社が多い ・一括でドメイン入力だけでチェックができるので喜ばれている

６、Accessibility検証

【検証によってできること】 ・ページごとのスコアの確認 ・各ページのどの箇所にどういった問題があるかの確認 ・文字ユーザビリティの項目では色彩のコントラストの表示も可能 　-色弱の方が見たときにどのように見えるのかをシュミレーションできる 【活用方法】 ・アクセシビリティの対応を重点的にWEB改善したいというクライアントからの要望があった際などに活用できる ・問題が多いページから優先順位をつけて作業することで、アクセシビリティに対する改善が早期に可能

７、SEO検証

【検証によってできること】 ・ページ全体、ページごとのスコアを確認可能 ・ブラウザごとのスコアを比較 　-PCでは良好だが、モバイルではスコアが低いという例も多い 【活用方法】 ・WEB制作会社やSEOコンサルティング会社がクライアントに対して定期的にレポートを作成して診断したうえで、改善の提案をする

８、Contents検証

【検証によってできること】 ・特定の表記がページ内で何か所あるかの確認 　-そこから表記ゆれのチェックが可能 　-商品名、型番などがサイト全体で統一されているか確認可能

９、Layout検証

【検証によってできること】 ・ページごとに、各ブラウザの画面差異を目視で確認可能 　-大幅な時間短縮、工数削減を実現 ・モバイルで見た場合の画面も取得できるのが強み

11、サイトMAP出力ほかその他機能

【サイトMAP出力】 ・一度検証したサイトは、サイト情報がISSOのサーバー上に格納されている ・そのデータをもとにサイトMAPの出力が可能 【その他機能】 ・1つの契約で複数ユーザーの登録が可能 ・グループ作成も可能 　-企業内で、部署ごとにグループを作成し活用するなど ・検証結果を営業ツールとしても活用可能

12、ISSOの実検証例のご紹介

【1都6県のサイトのSEO検証】 ・東京都：PCでは良好だが、モバイルだとやや劣っている程度 ・その他6県：モバイルでかなりスコアが低い ・東京都以外は、特にコアウェブバイタル指標でスコアが低い ・同じような構成である都県のサイトでもWEBサイトの水準にはバラつきが生じていた

12、さまざまなISSOによる検証データの活用方法

【検証結果を用いてできること】 ・下記の検証データを比較し、差分解消を目指すことでWEBサイトの改善提案が可能 　-同一水準であるべき同一企業グループ内のWEBサイト 　-ベンチマークとしている競合他社のWEBサイト 　-品質保持基準をチェックすべき自社の制作物としてのWEBサイト ・優先順位付けや具体作業の洗い出しが容易になる ・多角的なWEB検証が可能

13、補足ご案内

【キャプチャー自動取得機能】 ・Layout検証という名で、2021年9～10月追加予定 ・ドメイン入力だけで、全ページのキャプチャーデータを画像として自動取得できる機能 ・WEB業界にとって画期的な機能 ・今後もISSOの機能拡充に乞うご期待！