挨拶、登壇者紹介

【本ウェビナーのゴール】 ・インフルエンサーマーケティングにおける炎上やステマの原理を理解し、安心して実施検討いただけるようになっていただく ・インフルエンサーマーケティングを検討する上で、どのような点を気にするべきか、施策成功に一歩近づける良し悪しを判断できるようになっていただく 【登壇者紹介】 ・登壇者：THECOO株式会社法人セールス事業本部 マーケティング部 阿部 孝裕 【アジェンダ】 ・直近のインフルエンサーマーケティング市場 ・インフルエンサーマーケティングにおけるステマ知識 　-ステマとは？ 　-プラットフォーム毎のルール ・キャスティングやクリエイティブで注意すべき点 ・THECOOがご支援できること

直近のインフルエンサーマーケティング市場

【インフルエンサーマーケティングとは】 ・インフルエンサーが商材に対する体験や情報を発信 　-ファンの心を動かす：認知、態度変容、購買、来店、拡散等 　-ファンの心を動かすには、インフルエンサーと、商材の関係値をよくすることが重要 ・インフルエンサーマーケティングの市場は右肩上がり。120%のペースで伸びている ・2022年8月5日〜12日の一週間で、18,000件以上のPR投稿が行われている 　-YouTubeの中でGame：32.1%、sports：14.4％（今回は異例。いつもはbeauty、Electronicsの方が多い） ・インフルエンサーマーケティングは活用方法によりどの立ち位置にもなれる：AISASはインフルエンサー施策はどういったフェーズでのアプローチも可能 　-A（注目・認知）、I（興味・関心）、S（検索）、A（購買）、S（共有） ・プラットフォームやユーザー属性だけでなく情報発信手法の最適化でより深く狙いを定めることが可能 【まとめ】 ・BtoCビジネスのマーケティングにおいてインフルエンサーの活用は定番といえる

インフルエンサーマーケティングにおけるステマ知識：ステマとは？

【ステマ（ステルスマーケティング）とは】 ・定義：「ステルス」とは隠密を意味し、自らの正体や広告であることを隠した広告のことを指す 　-金銭や商品提供を元にPR依頼を受けつつも、関係性を明言せず情報発信をする ・ステマにより引き起こされる現象 　-広告代理店・PR会社：取引先・業界に対する信頼の損失 　-広告主：消費者に対するブランドイメージや信頼の損失、消費者：消費者間でのネガティブなイメージの拡散、インフルエンサー：ファンに対する信頼の損失 　-ステマに関する話題は消費者の情報拡散が起点となりやすく歯止めが効かない。更に法律など厳格な線引きがなされていないため、気づかずにステマを実施してしまうリスクがある ・消費者の「声」は発信されやすく強い 　-日本広告審査機構（JARO）に寄せられたネット広告への苦情はテレビより、インターネットにたいして増えてきている 　-そのつもりが無くても炎上、謝罪に追い込まれる可能性あり ・ステマにしないルールを把握する 　-客観性を持ち、ガイドラインや消費者庁の動向をチェック 　-WOMJガイドライン、景品表示法 ・守るべきこと：関係性の明示 　-主体：企業、ブランド 　-便益：利益を得て実施 　-必ず「企業（ブランド）」から金銭もしくは商品やサービスを「提供された」旨をインフルエンサーは記載

インフルエンサーマーケティングにおけるステマ知識：プラットフォーム毎のルールとまとめ

・YouTube 　-プラットフォームのルール：動画投稿時、「有料プロモーション」の項目にチェックを入れる 　-ガイドラインのルール：動画概要欄に提供、提供元を記載。提供元は最上部に記載することが望ましい 　-インフルエンサーへ：「チェックを入れないとペナルティを取られる可能性がある」と説明 ・Twitter 　-プラットフォームのルール：明言されているものは無い 　-ガイドラインのルール：主体である提供元、便益をハッシュタグにて記載する ・Instagram、TikTok 　-プラットフォームのルール：動画投稿時、詳細設定にある「タイアップ投稿ラベルを追加（Instagram）」/「ブランドコンテンツ（TikTok）」の項目をONにする、ストーリーズも同様の設定が可能 　-インフルエンサーへ：「ONにしないとペナルティを取られる可能性がある」を説明 　-Instagram、TikTokガイドラインのルール：主体である提供元、便益をハッシュタグにて記載する 【ステマ疑惑を回避する】 ・便益の内容別の便益タグ 　-PRをつけたく無いという話もあるが、WOMJガイドラインというものがあり、そこに沿った表記が必要になる。金銭の授受がある、または物品のみの場合でも表記の仕方には違いがある 【PR投稿に対する印象】 ・インフルエンサーと商材の相性が良く、ファンにメッセージが伝わればファンは好感すら持ってくれる！ 【まとめ】 ・インフルエンサーマーケティングにおいては、いかなる場合でも必ず主体と便益を記載しましょう

キャスティングやクリエイティブで注意すべき点

【キャスティングにおける注意点は？】 ・テイストの近いインフルエンサー 　-メイクのインフルエンサーの場合、商品レビューがメイン（情報）の人と、メイク方法がメイン（ノウハウ）など、実際に何を情報発信したいのかで、どのインフルエンサーにマッチングするかが分かる ・商品、商材を強くおしだしたクリエイティブにした場合と、インフルエンサーの意図を大きく汲んだクリエイティブにした場合で、反響の方向性が大きく変わる 【まとめ】 ・普段の活動を把握していないと見えてこない相性があります。定量と定性の両面をチェックしましょう

THECOOがご支援できること

【THECOOができること】 ・キャスティング、企画実施オペレーション、レポート ・インフルエンサーマーケティングで蓄積したノウハウ ・独自のインフルエンサーデータベースやPR投稿実績、フォロワー分析ツール等を駆使 　-Twitterフォロー分析ツール、検索データベースICON Suite ・レポーティングツール（YouTube、YouTubeLive、 Instagramに対応） ・キャスティング幅としてインフルエンサーの約80%をカバーできます ・ゲーム実況者特化プロダクションSTUDIO COUPの運営